ブートレグ愛好会

最北のトレーダーです。貴重音源・映像を共有しましょう。

2011年5月

2011年05月31日 | monthly report
【Ronnie James Dio】

●DVD『In Memory Of Ronnie James Dio』の日本版は出ないのかしら?

●Blu-ray『Radio City Music Hall:Live』の日本版は出ないのかしら?


【music】

●This Is Gonna Hurt / SIX:A.M. (米盤)
ニッキー・シックスのプロジェクトの2nd。前作はゴッシク色が強かったダークな作品だったが本作はガラリと変わって、ポジティブでハッピネスに満ちた作風。秀作。

●Vengence / THE RODS (米盤)
ロニーの従兄弟、デヴィッド・"ロック"・フェインステインのいるベテラン・トリオ・バンドのスタジオ盤。このバンド目当て、というよりロニーの遺作曲"The Code"が収録されていることに注目を集めているでしょう。アルバム全体でも昨年の"ロック"自身のソロアルバムよりも断然クオリティは高い。

●Live at Donington 1990 / WHITESNAKE (DVD)
事前の情報通り、画質はイマイチだが、最もゴージャスだった時代のオフィシャルライブ映像なので、リリースされたことに素直に喜びたい。ブート並みのクオリティだが、デイヴィットからのファンへのプレゼントと思いましょう。


 


【book】


●悪の教典/貴志祐介(文藝春秋2010)
昨年のこのミス第1位、山田風太郎賞受賞。サイコキラー、高校教師が悪の限りを尽くす。注目作だったが、思いの外、内容が浅く残念。

●静人日記/天童荒太(文藝春秋2009)
タイトルの通りの静人の悼みの旅日記。直木賞受賞作『悼む人』の便乗作品以外の何ものでもない。

●首無の如き祟るもの/三津田信三(原書房2007)
昭和初期という時代を背景にした本格ミステリー。よって横溝臭漂うおどろおどろしい作風。首無し死体にするのは何故か。ラストにきっちり推理するのは刀城言耶で、シリーズ3作目。

●ネクロポリス/恩田陸(朝日文庫2009)
ファンタジー、SF,ミステリーと恩田ワールド全開。現世と死者の国の通過点、アナザー・ヒルの物語。2005年作の文庫化。

●ブルータルの心臓/東野圭吾(光文社文庫1993)
『完全犯罪殺人リレー』というサブタイトルのとおり。1989年作の文庫化。


    



【movie】

●インセプション(Inception)

文藝別冊 伊坂幸太郎

2011年05月22日 | monthly report
今月は結構、本を買いましたが、やはり山積みのままです。
連休中に伊坂の本が読みたいと思ったのですが、新刊は当分出そうにないので、昨年末に発売された”デビュー10年新たなる決意”というムックを買ってみました。これが結構中身が濃く、面白い研究本となっています。
彼は私と同級なので、呼び捨てにさせてもらいますが、仙台在住なので、心配しましたが、最近、彼のコラムなどを見かけたので無事なようです。