いも餅とカボチャ団子 大福餅を
同じ日にいただいた
素朴な味はとても美味しい
懐かしく思いながら
子供の頃を思い出した
昭和21年(1946年)のお正月 敗戦後の食糧難
お米は見たことがなく お餅も食べられなかった
母はジャガイモを煮てつぶし澱粉を混ぜてこね
いも餅のお雑煮らしきものを作り食べた
毎日ジャガイモとカボチャの塩ゆでばかり
いも餅は(いも団子)めったに食べられないご馳走だった
お餅も砂糖も何もない時代
大福餅は見たこともなかった
ヨモギ大福 豆大福もいつでも食べられる
大量の余った恵方巻が捨てられる飽食の現代
戦争の悲惨さむごさ
敗戦後の
食糧がない 住むところがない 着る物がない
何もない時代を知っている世代は
ごく僅かになった
平成が終わり 新しい時代が始まる
これからも戦争のない平和が続くことを願っている