日曜日の朝

日曜日の朝は、静かだ。

小鳥のさえずりと、ハトの声しか聞えない。





近所の家が、シャッターを開ける音が聞こえた。

１日が始まる。





朝の時間には、楽しいこと、幸せなことしか思い浮かばない。

同じ静かな環境を選ぶなら、夜よりゼッタイ、朝だ。





最近、人格は、生活習慣によって作られるんじゃないか、と、ふと思った。



たぶん、早起きを好む人に、陰気な人はあまりいない。



朝の時間に悪い思考や悪巧みなんてできないし、朝早く起きる習慣がある人は、たいてい寝るのも早い。

悪い思考や悪巧み、つまらないことが思い浮かぶのは、たいてい夜の時間だ。





夜にする内観も良いけれど、朝にする内観は、シンプルで、直感的で、とても良いと思う。

「新月」や「満月」の時期に併せてする内観も、寝る前じゃなくて、目覚めた後の時間にするも、すごくいいと思う。




そうすると、「朝」は、ただの「１日の準備タイム」では、なくなる。







ただ出かける準備をするための時間、ではなく。




「自分のための時間」




その一部としての、出かける準備をする時間。

すると、その日の行動そのものが、全て「自分のため」という意識になれる。






真っ白な「今日」という時間を、どんな色に染め上げるのか。

そして、同じく真っ白な「これから」の生活を、どんな風に描いていくのか。



本当は、その「青写真」は、すでに自分の中にある。

知らず知らずのうちに、持っている。



そしてそれらは、実は、好みでなければ、変えることもできる。







さぁ、新月１日目。



新しいフェーズの始まり。





* 写真は今朝、お散歩しながら撮ったもの。