ガトゥ・ハロゥ

八犬伝と特撮と山田風太郎をこよなく愛する花夜のブログ。

ついに学研まんが!【まんがで読む 南総里見八犬伝 】

2015年05月14日 22時12分48秒 | 八犬伝いろいろ
お久しぶりの「八犬伝」ブログです。

突然ですが、私の世代で学研まんがといえば

1)「恐竜のひみつ」「宇宙のひみつ」「化石のひみつ」などで始まる人気の「ひみつシリーズ」。
2)石ノ森先生系の絵柄を筆頭に名作を一冊にまとめた「赤毛のアン」「宝島」「青い鳥」他
3)隠れ人気のシートン動物記シリーズ「オオカミ王ロボ」「タラク山のクマ王」他
4)世界の偉人シリーズ。基本王道は「エジソン」「リンカーン」「ニュートン」。
5)同世代なら絶対に知っている「チックンタックン」シリーズの「からだのひみつ」

あと、ページのハシラの「まめちしき」の方に夢中になったり。

学研のおばちゃんが学校で販売していた「○年の学習」「○年の科学」。
でも、「学研!」ってイメージが強いのは自分的にはやっぱり算数理科の「科学」の方かな。

(5)で「○年の科学」で連載していたのには、チックン&タックンと人間のミコちゃん
(二頭身バージョン)の話で、後半から大抵、Dr.ベル&ゲジゲジが登場してオチでした。
「からだのひみつ」は人気のある題材&情報更新が激しいのでいろんなバージョンがありますが
うちにあった「からだのひみつ」は、このチックン&タックン&ミコちゃん(六頭身バージョン)
が登場する本でした。石ノ森全集にこのチックン&タックン(チクタク大冒険)は入ってないかも。
石ノ森先生監修で別の作家さんが描いてたっぽい。ミコちゃんを見て、「これ違う!」と子供心に
ショックを受けた記憶があります。今、書きながら思い出しました。
今も持ってればプレミアなんでしょうけど……。

話がそれ過ぎました。

今回発売されるのは上記↑の(2)の「学研まんが名作シリーズ」というやつですね。
それの「日本の古典シリーズ」というものらしいです。

「まんがで読む 南総里見八犬伝」
(学研まんが 日本の古典シリーズ 学研教育出版編集 2015/5/19発売予定)

来週発売なので、まだ表紙しか判らないですが。
……大角が乙女ゲー系というか、腐系の絵柄になると「メガネ男子」にされてしまうのが気になります。
原作の「実は信乃の幼馴染で、真面目で堅物そうな美形」というのは何処行った?
でも、「THE八犬伝」と「劇場版 伏」の豪快な大角さんのイメージが自分内では強いので
大角が「メガネ男子」にされてしまうと「あ~~~~」と思ってしまうのです。

でも、この「まんがで読む 南総里見八犬伝」は、表紙見て一発で「これは○○!」と
判るキャラ設定っぽくて好印象。こんだけ「八犬伝」が市民権得てきてるんだから判るやろ、と
ツッコミかけられそうですが、んなこたーない。
一応「原作:滝沢馬琴」と入ってるここ最近の「南総里見八犬伝」の文庫や本の表紙見ても
「これは荘助? 親兵衛?」と迷うとか、「巨漢の小文吾はどこいった??」と悩んだりとか
してますから。

ちなみに「八犬伝」を全く知らない相手に説明するときの、私の手っ取り早いキャラ説明。↓

「忍者っぽいOR山伏っぽいのが道節、気のよさそうな巨漢が小文吾、白拍子っぽい姿の美人が毛野、
刀持って構えてるポニーテールが信乃、頬にあざがあるのが現八、子供がいたらそれが親兵衛、
おかっぱPR真っ直ぐ黒髪が大角、どれにも当てはまらないのが荘助」

荘助だけちょっと酷いかも。でも、全く白紙の状態の相手に「八犬伝」を説明するのって大変です。
「源氏物語」みたいに「この章ではこのひとが主人公」みたいに、「この部分ではこの犬士が主役」
としようにも、因縁がらみのエピソードが多いので、説明しているうちに「あれ?」ってなるし。

それはともかく、学研まんがで「南総里見八犬伝」が出るのが嬉しいのです。
今もあるのか知らないけれど、ハシラの「まめちしき」ももしもあるならそれも楽しみ。

「犬坂毛野は日本文学史上では日本最古の”男の娘”である」

なーんて書いてあったりしたら、

「よっしゃよくぞ書いてくれた!」
「あれは”女装少年”でも、”女装子”でもなく、”男の娘”だよね!」

と真顔で本にツッコミかけます。




さてお久しぶりです。ご心配をおかけしました。

「八犬伝」ネタを書くたびに某大型サイトさんに書籍情報と内容を持って行かれてしまうので
すっかりやる気が失せてしまってまして。このブログを始めた頃にはもっとたくさんの
「八犬伝」サイトやブログがあったのに、どんどん消えてってしまったのはこんな感じで
やる気を削がれてしまったからなのかなぁと。

書籍情報はオープンなものだから文句を言う筋合いはないですが、BL(実写系含む)にも、
男性向け18Rにも興味なさそうな管理人さんサイトなのに、こちらがUPした途端に向こうにも
同じ書籍やゲーム情報が載ってるのってやっぱり気分いいものではないですよ。

記事ごとに更新日付を書くとか、内容にももっと突っ込んだことを書いてくれるとかなら、
こちらだって「八犬伝」情報や感想には飢えている人間なので、「どーぞもっと書いてください」
とばかりにどんどんマイナーな「八犬伝」情報をUPするんですけど。

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