ガトゥ・ハロゥ

八犬伝と特撮と山田風太郎をこよなく愛する花夜のブログ。

新世界退魔英雄伝 八犬伝 ~東方八犬異聞~ ⑤

2005年11月27日 22時35分29秒 | 【八犬伝 ~東方八犬異聞~】


コミックス発売休みで一ヶ月休載のあと。
今月号ようやく購入して呼んでみたらなんかすごいアオリがついてるし。

「新世界退魔英雄伝 八犬伝~東方八犬異聞~」
(いち*ラキ連載 あべ美幸著)

これで「八犬伝」ものとしては一番長いタイトルになってしまったワケで。
しかも、漢字ばっか。

ちなみに私の知ってる限りでの今までで一番長い「八犬伝」モノタイトルは

「ニューエイジ八犬伝 BLIND GAME」
(あすかコミックス全10巻 碧也ぴんく著)




で、今月号の「八犬伝~東方八犬異聞~」

信乃&荘介、浜路ちゃんと再会。
でもって、里見の莉芳から指令(というか命令)。

「伝説の八つの玉とその持ち主を探せ」

信乃と荘介が過去に持っていたのは「孝」と「義」の玉。
一応、信乃と荘介もその「持ち主」に入るらしく、他の6人を探すということに。

最初は、信乃が信乃一人で莉芳さんとの約束を守るつもりだったけど、
信乃の運命共同体と自認している荘介がそれを黙って許すはずもなく
二人で「玉探し」。浜路ちゃんもそのまま帝都にとどまり女学校へ
通うらしい、と。その女学校に「女装して女子のふりをしている毛野」とか
学校関係で「外見年齢信乃と同じくらいの年の親兵衛」とか出てきたら
楽しいだろうなー、と。

まあ、そこまで安直に帝都だけで見つかるわけもないと思うので
あくまでも想像&妄想ですが。

電車で別れたままの眼鏡青年@道節も気になるし。
猪突猛進@小文吾と、今度は荘介もいっしょに事件に関わり合いに
なってしまうような感じなので、これで事件が終われば2名同時に
ゲットかな、と。

それにしても今回の号で改めて気づいたこと。
信乃って、少年のままで「不老」なワケですか。
荘介は成長はしてるけど、「半妖」で犬に変身。
痣・・・あれが「牡丹」の痣かどうかは判らないけど、荘介は首の真後ろ、
現八は原作のとおり左の頬。

沼藺さんの名前が現八の口から出てくるってことは、親兵衛は
どういう設定で出てくるんだろ。沼藺さんが小文吾の「姉」だったりとか
なら、やっぱり6人目で出てくるのは親兵衛なのかも。

バトルフィーバー IN 「八犬伝」

2005年11月25日 22時03分51秒 | 八犬伝いろいろ

(画像無いから、「バトルフィーバー」CDジャケット)

「バトルフィーバー」には「八犬伝」俳優がいたりします。しかも二人。

「バトルフィーバーJ」といえば、「ゴレンジャー」「ジャッカー電撃隊」を
除いた場合の東映スーパー戦隊シリーズの第一弾です。同じ集団ヒーローモノ
なのに何故除外? と思ったらば、「巨大ロボットが出てくる」のが
「スーパー戦隊シリーズ」なのだそうで。
「戦隊モノ」としてくくっていいなら上記2作品もシリーズに入るのだとか。
ふーん。

で、「バトルフィーバーJ」。
「~戦隊」とか「超~」の冠言葉がつかないシンプルイズベストな戦隊。
「踊って戦う」ので「バトル」+当時流行ったディスコ風「フィーバー!」を
足してまんまそのまま「バトルフィーバー」。

でも、バトルジャパンは空手&カンフーで、フランスは何故かフラメンコ。
コサックはコサックダンスそのままでいいとしても、どこの国か判らなくて
幼児の頭には疑問符大。指折り追ってメンバーの名前を言うと、必ず最後まで
名前の出てこないメンバーだったり。そもそも「コサック」=ロシアなんて
幼児に判るわけがなかろう。「七色インコ」みたいな仮面しくさって。
アメリカはディスコダンスで、ケニアは未だに踊りがよく判らない。

詳しい背景設定は忘れたけど、「秘密結社エゴス」という怪しげな宗教が
絡んだような組織が世界征服を狙っている(?)というので、国防省が
優秀な人物を世界各国から集め(でも舞台が日本だから全員日本人)、
日本の科学技術を集結して造られた巨大ロボットと共に「バトルフィーバー」
として結成させて、エゴスと戦う・・・確かこんなあらすじだったと思う。
なにぶん、幼少時の記憶とその後の追加情報しかないのでここまで。
レンタル出てないしーーーー。

で、その「バトルフィーバー」を指揮するのが、倉間鉄山将軍。
真っ黒な正統派スーツで、どこか明治のモダニズムを漂わせながらの登場。
日本刀を持って怪人に立ち向かったこともある将軍は、子供心にも
「カッコいい!!」
と思うと同時に「すごく怖くておっかない」とも思っていたり。

でも、「将軍」ですよ「将軍」。「長官」「指令」「博士」でも無く「将軍」。
同じくらい古風めいた日本的な呼び名といえば「館長」(@ハリケンジャー)
もあるけど、あっちののほほんとした雰囲気とは正反対で、どっか刹那的で怖い。
つーか、それ以前に「ハムスター館長」という辺りでハリケンは負け。

で、その「倉間鉄山将軍」を演じられたのが、東千代之介。
長唄6代家元の生まれで、故・坂東三津五郎に弟子入りし、東映時代劇の
花形スター。晩年は日舞若菜流の家元だったというとても凄い人。
生まれも育ちも芸風も顔も良いのはもちろんのこと、立ち居振る舞いが
実に素晴らしい。

だって、日舞を少しでもかじったことがある人なら判ると思うけど、踊りは
指先や手の動きはもちろん、裾さばきと足の位置&重心が大事。
ここがしっかりしてないと身体全体がぐらつくから。

話が逸れたので戻して。
「バトルフィーバー」には「八犬士」を演じた俳優がいるというお話。

一人は倉間鉄山将軍の東千代之介。
「東千代之介」といえば、昭和29年の「里見八犬伝5部作」にて「犬塚信乃」
を演じた俳優。その後には「椿説弓張月」の鎮西八郎為朝も演じ、いわゆる
馬琴の2大作品の両主役を務めた時代劇俳優。

そして東千代之介といえば中村錦之助。
「白馬童子」「紅孔雀」、もちろんこの「里見八犬伝」でも「犬飼現八」と
して競演です。

で、ですね。
その約30年後の角川映画「里見八犬伝」にて「犬飼現八」を演じたのが、
バトルケニア@曙四郎を演じた大葉健二。

大葉健二氏については、以前に「角川版八犬伝」でいろいろ書いたので
今回は割愛。

こんな見方をするのは私ぐらいだろうけど、「八犬士が出てる戦隊!」
ってことで、それだけでもう萌えてしまってるわけで、ええもう。

でも、なんとなく凄くないですか?
戦隊シリーズ長いけど、「八犬伝」に絡んだ俳優が二人も出てきた戦隊は
なかったと思うし。来年は戌年。そういうのに引っ掛けて「八犬伝」を
モチーフにした戦隊とかって出てきたら面白いのになーと。

そんなこと考えながらだらだらと書いてみました。

「バトルフィーバー」。東映チャンネルとかで再放送したら見ること必須。

騎士団ではなく”綺士団” ~「海の綺士団」~

2005年11月24日 23時29分48秒 | 自己カルト的


「海の騎士団」ではなく「海の綺士団」だそうで。綺羅星のごとく。
道理で、検索にぜんぜん引っかからないわけですな。

なんかね、どう書けばいいのか判りませんが面白い漫画です。
以前にも書きましたが、最初は「いち*ラキ」では
「八犬伝」しか読んでなかったので、全く他の漫画は
眼中には無かったはずなのですが。

「海洋もの」っぽいけどなんか違うな、と。

「ホーンブロワー」とかともちと違うしなー、と。
読んでみたら、アシエル(主人公)に何かと振り回されて
しまうけど、一番頼りになる脇役キャラのルーカスが
なんとなくいいなぁ、と。

ルーカスの最初のイメージは、「修道士カドフェル」シリーズ
(12世紀のイングランド地方を舞台に、シュルーズベリ修道院の
薬草園を管理する初老の修道士カドフェルを主役とするミステリー。
というか、修道士探偵モノ。映像化もされNHKで放映済み)の
最後の方に出てくるカドフェルの息子のオリヴィエ。

っぽいかな、っと。なんとなく思って読んでみて。それから。

「海の綺士団」は、ざっと450年前の16世紀。地中海最強を誇る
女性禁制の聖ヨハネ騎士団・・・通称マルタ騎士団に、初の女性騎士と
してやってきたアシエルと、彼女をとりまく第9分団の騎士達の物語。
・・・らしいです、今のところでは。

「生涯を神に仕える独身の男性ばかりの騎士団」なので、老いも若きも
登場人物は男性ばかり。身の回りの世話役とか、居酒屋の女の子とかは
いるけど、「奥さん」とかは出てこない。騎士といえば、血筋の良い
名門貴族の男子ばかりなので、それだけに羨望の的だけど、本当の
「騎士の中の騎士」はどれほど存在するのか?

そんな中に、美貌と機知と勇気と才能にあふれた女騎士アシエルは
やってくるわけです。「オスマン・トルコの海賊を倒す」為に。

初めは難色を示した他の騎士達や騎士分団長達も、アシエルが幾つかの
試練を乗り越えたことのよってすっかり彼女の信仰者に。
男性騎士よりも「騎士らしい騎士魂」を持つアシエルはついに仲間として
認められ、8つの出身からなる8つの分団を統治するべく新しく創設された
第9分団「マルタの大軍団」の分団長にいきなり任命されます。

これから明らかにされる(と思う)アシエルの父親(元・聖ヨハネ騎士)
から受け継いでいる(らしい)カリスマ性を発揮し、騎士道を貫きながら
人を魅了していくアシエルは、「ヒロイン」ではなく「ヒーロー」そのもの。

「騎士精神」として、女性を口説くのも得意。冷静に物事を考えているかと
思えば、無謀ともいえる行動をとったりも。そんなアシエルにいろんな意味で
惚れ込み彼女を慕う騎士達。分団長に任命されたアシエルは、自分を含めて
8つの出身地から8人を選び第9分団を発足。ペスト騒動を調べたり、騎士団
スパイを探したり・・・西洋騎士団モノ風「特攻野郎Aチーム」みたいな感じ。

アシエルが選んだ7人は、騎士としての優劣はともかく人間的に個性的。
全員騎士なワケだけど、真面目な性格もいればお祭り大好きラテン系もいるし、
飄々とした兄貴分もいれば、ちょっと性格破綻なアブナイのもいたりして。
けど、集団モノにありがちな「各自の能力のクドさ」があんまりない。
なんていうのか、全体的に雰囲気がわりとお気楽というか。
だから、安心して読めるというか。

・・・つくづく思うことだけど私は説明が下手だな・・・。

ちなみに8分団の出身地は、{ドイツ、プロヴァンス、イタリア、イギリス
イル・ド・フランス、オーヴェルニュ、カステーリャ・レオン、アラゴン}

アシエルは一応プロヴァンス分団所属の騎士。・・・なんだけど、赴任する
前に新分団の団長になったので所属にはなってないのかも。

「八犬伝」的に読むならアシエルが伏姫、っつーか静姫というか。
ルーカスとかオーガスタとかの第9分団の最初のメンバーが八犬士、かな。
誰が誰でー、というのは置いといて。
アシエル除いた7人に、第9分団では無いけど、やたらと出番の多い
ダニエーレ様も加えてしまおう。それで彼女をサポートする男性は8人。
ラ・ヴァッテ騎士団長(グランドマスター。騎士団で一番偉い人)は
ちょっと年配の方なので、彼らを見守るゝ大法師みたいな立場として。


□ 第9分団 □
   
アシエル            ルーカス           ホアン             オーガスタ

   
サブル             ロレンゾ            ルイ・ルネ          エルコレ


アシエル(18)
プロヴァンス分団出身。後に第9分団「マルタレギオン」の分団長に任命。
金髪碧眼・眉目秀麗・頭脳明晰にして剣技にも優れた才能あふれる女性騎士。
男性のように育った為、ドレスアレルギー。
「天使ミカエル」(ホアン船長&マルタ騎士達)

ルーカス(18)
黒髪黒眼の元ドイツ分団副分団長。アシエルの補佐役というか面倒見役。
患者からの信頼も厚い医者でもある。興味ある身体の持ち主に会うと解剖
したくなるらしい。剣の腕前は全騎士団中並立1位。
「マルタ島の聖医(ヒポクラテス)」(ホアン)、「大家さん」(オーガスタ)

ホアン(28)
元アラゴン分団副分団長。騎士団での海賊検挙率№1。皆よりやや年上で、
面倒見の良いお祭り好き。皆からも慕われている。右目のみ。
「海賊捕りのおやじさん」(ルーカス)、「ホアン船長」(皆から)

オーガスタ
元イギリス分団副分団長。英国紳士の鏡のような真面目人間。剣の腕前は
イギリス分団中1位、全騎士中7位。マルタ騎士団で一番最初にアシエル
と決闘。その後べた惚れするも紳士としての気質からなかなか行動に移せない。
「騎士団の学級委員」(ルーカス)、「堅物学級委員」(ホアン)

サブル
イル・ド・フランス分団出身。ルーカスの看護助手。霊感の強い占い師で、
ノストラダムスの直弟子。ダウジングも得意らしい。長い髪は女性のように
結っている。

ロレンゾ
カステーリャ・レオン分団出身。赤毛。平均的な騎士の見本のような騎士。
アシエルのような騎士になりたいと日々精進中らしい。ルイ・ルネとは遠い
親戚で仲が良い。

ルイ・ルネ
オーヴェルニュ分団出身。場の空気が読めないというか、年齢の割りに無邪気
で怖いものしらずのお祭り好きのラテン系人間。金髪で少女のような顔立ち。
剣は弱い。

ダニエーレ
イタリア分団長。美女と見まがうような美貌を持つ有能な騎士。
アシエルの良き理解者。

エルコレ
イタリア分団副分団長。ダニエーレの弟。アシエルの父アルベールに良く似た
面立ちを持つが性格に難あり。初対面からアシエルに猛アタック。剣の腕前は
ルーカスと同じ騎士団中並立1位。鷹のイーリアスの主人。

(上記カット「月刊いち*ラキ」9~12月号「海の綺士団」より引用)

009が実写化だって ちょっと待って

2005年11月18日 01時50分13秒 | 自己カルト的
全部英語だけど、「サイボーグ009」が実写化って・・・。
http://www.icv2.com/articles/home/7824.html

いい意味で裏切ってくれれば良し。
「X-MEN」みたいにビジュアル重視でなら、平成版くらいに
設定の変更があっても可。

だけど、「スト2」や、「インデペンデンス・デイ」みたいに
「妙な日本人が出る」とか、「アメリカ人が主役」とかに変更されるなら不可。

ジェットの髪の毛って再現できるんかなー。
後ろにたなびく西洋ホーキ頭は無理として、赤毛は必ず。
ジョーは、栗色でも金髪でもいいけど、ちゃんと少年の俳優さんを使って欲しいな。
イワンとギルモア博士もできるだけ忠実に。

その他はなんとなく大丈夫そうだからあんまり心配はしない(笑

赤ん坊、女性、中年、少年、お爺さん・・・がメンバーに混ざっていて
国籍も年齢も違う一つの集団。向こうの国では、赤ん坊が超能力持っていて
一番精神的に大人で思考面でのリーダーだなんて納得するんかな?

ストーリーは・・・内容を知らない人が見ても判るくらい最初から
作ってくれれば。平成版の第1話~6話くらいまでを2時間くらいでとか。

「スパイダーマン」とか「バットマン」の最近の映画のような感じで
作ってもらえたら、とりあえず文句は言わない。

そんでもって、3シリーズくらい行ったところで「地上より永遠に」の
エピソードを是非に。原作も、平成版でも感動したから多分実写でも
キャラがしっかり作ってあれば感動すると思うので。

アメリカで、ジェットを目立たせようと思うのなら、これほどうってつけの
エピソードも無いとも思うし・・・。

一応参考まで「009公式ファンサイト」
(アニメの方のサイト)


具体的にいえば鼻筋が通っていて、先がとがっている

2005年11月12日 00時44分22秒 | 自己カルト的
・・・で、ジェット・リンクが出てくるとは思わなかった。
べつやくれいさんのエッセイ漫画は好きだけど、これは不意打ちな(笑

かっこいい鼻めがね(デイリーポータルZ)

んー、まー、確かにその通りなんですけど。
空飛んでて落っこちてその鼻が地面に突き刺さったりもするけど。
鼻も凄いけど、後ろ髪も突き刺さりそうな感じだったりするけど。

「サイボーグ009」のキャラなんですが。
サイボーグ002。ジェットエンジンで空をかっとぶアメリカンヤンキー。

平成版アニメ放映中に、バンバン出てきた同人誌では、どんな風に
彼の鼻と髪は描かれているのだろうかと興味津々でした。
・・・・皆様、苦労されてたみたいです。
そのうえ、カップリングの7割が彼絡み。
いろんなイミで罪なキャラでした・・・。

最初の最終回では、主人公の009@島村ジョーと大気圏で燃え尽き心中した人。
平成版アニメの最終回では不覚にも泣いてしまったり。
20年くらい前から漫画でそのエピソードは知っているにも関わらずこれ。
アニメでは、最終回だけど「エピソード0」なのですね。この話。
(「天使編」はまた別世界のお話として)

ジョーが大気圏で燃え尽きて・・・まあ、普通なら最期なんですが。
どうしてそういう状態になって、そこで死ぬはずとなるのかの過程を
ジョーが回想してるみたいな感じ、ということで第1話から見てみると
また「009」の世界が奥深かったりして。

大雑把なあらすじは、「世界中に戦争を起こし武器を売る《黒い幽霊団》に
さらわれた国籍も年齢も違う8人が、特別な能力を持つ《サイボーグ》として
改造されてしまう。だが、兵器として利用されるのを拒んだ彼らは
9人目としてさらわれ改造された009@島村ジョーと共に組織を脱走。
追撃をかわしながら、勇気とチームワークで正義のために戦う」

と、そんなお話。
平成版では一部、いろいろ年代的な変更がされていたりするけど。
例えば、004@ハインリヒの誕生には、旧ドイツベルリンの壁の設定が
なくてはならないのだけど、年齢的にはどうしても無理がある。
ので、001~004までは50年前にさらわれて冷凍保存されていた
というエグイ設定が付け加えられていたりして。

大きな組織が秘密裏に他国から人間をさらって人間兵器(工作員)にする。

なんかね。
現実的にはちょっと物語ではすまされないような設定だな、って思いながら
平成版アニメは見てましたが。

「009」も「八犬伝」的だって思うんですが。「009」の主要キャラって
差別とかで虐げられた過去を持っていたりするわけで。いい意味でも悪い意味でも
枷になるような家族とかがいない。とか。

ジョーは混血で孤児、ジェットはプエルトリコ系の白人、ハインリヒは
旧ドイツからの亡命者、ジェロニモはインディアン。
ピュンマに至っては逃亡奴隷だし。
さすがにアニメでは↑この設定は無くなったけど。

とにかく、そういう8人が集められて、行動を起こすようなきっかけと
なったのがジョーで。皆の中では一番強い能力を持つけど、平和主義。

「伏姫」的存在っぽい感じだなーと思ってしまうワケです。
アニメでは「リーダー」というよりも「大事な末っ子」な感じだったので。

「電車男」ならぬ「電車アニメ」

2005年11月10日 01時13分01秒 | 自己カルト的
この場合の電車アニメというのは「機関車やえもん」とか「機関車トーマス」
とかそんなんじゃなくて。電車が媒体または、基本モチーフが「電車」又は
「列車」又は「鉄道」系のアニメってことで。

記憶だけでとりあえず書き出してみました。

まず、思い浮かんだのが「銀河疾風サスライガー」。
こら、そこ笑わない。
立派に「機関車」系アニメです。

一部でカルト的なシリーズ人気のあった「J9」シリーズの第3弾。
「J9」の基本コンセプトは「元気な青年と、愉快な青年と、頭脳明晰な
お兄さんと、男勝りで美人なお姉さんと、男の子&女の子が共に旅をする」話。
で、「必殺」の「ブライガー」、「新撰組」の「バクシンガー」と続いて
次にきたのが「80日間世界一周」の「サスライガー」だったワケで。

ある事件によってマフィアのような組織との賭けに巻き込まれた主人公達。
賭けの内容は「期限内に銀河系50の惑星を全て廻りサインをすること」。
勝てば組織が崩壊、負ければ死。全宇宙の人間が見守る中での旅の始まり。

で、主人公達が乗り込むのが「サスライガー」。普段は蒸気機関車のような
形態で、主人公達の家&乗り物として宇宙を疾走する万能ロボ。組織の
ロボットと戦う時には戦闘ロボの「サスライガー」としてチェンジ。

すっごい地味な色で、ロボットの時も地味なデザインだけど、その地味さが
何故か良かったりします。見た目は古い蒸気機関車なのに、内部はものすごく
広い空間だったりして、住み心地は良さそう。シャンデリアあるし(笑)

「デジモンアドベンチャー」&「デジモンテイマーズ」
電車に乗って子供達は異次元から元の世界へ&電車に乗った子供達は異次元へ。

「デジモン」シリーズの第1弾と第5弾。
「選ばれし子供達」としてデジタルワールドに呼ばれた子供達が、それぞれに
彼らを待っていた「デジタルモンスター」の相棒となり、デジタルワールドを
救うために旅をする話。子供達は7人。後に8人。共に戦い、喧嘩し、迷い、
泣き、笑い、そして皆がひとつとなってデジタルワールドを救う。

「テイマーズ」は、様々な理由から偶然乗り合わせた列車によって
異次元に行ってしまう5人の子供達。デジモンの相棒ではなく、子供達が
デジモンへと進化して戦うお話。

自分も、高校生時に予備校の帰りとかで人のほとんどいない最終列車に
乗ってるとき不思議な気持ちになったもんです。このまま列車がロボットとかに
変化したら面白かろうなーとか考えながら。

「銀河鉄道999」
いわずもがなと。機械の身体を求める鉄郎少年と謎の美女メーテルの旅。
原作の鉄郎が好きなので、劇場版の美少年の鉄郎はちょっと引く。
未来の話で、SFなのにラーメンとか出てくるところが松本零士的。
雪女にラーメン作ってあげるエピソードが好き。

あと、第1話に出てきた機械伯爵。・・・デザインカッコよすぎ。

「救急戦隊555」
スーパー戦隊シリーズ21。空中を走る電車が合体して巨大ロボットに変形。
「君のハートをスーパーレスキュー」な戦隊。科学救助隊とでもいうのか。
「ファイブマン」に続く兄弟戦隊。兄が4人と妹が1人。隊長はお父さん。
正義の味方が家族戦隊なら、敵組織も家族で構成。


「魔法戦隊マジレンジャー」
スーパー戦隊シリーズ27。6人目戦士のマジシャインのメカが魔法列車つーか
「魔法鉄神トラベリオン」。なんか無駄にカッコいいし。
これも兄弟戦隊。レッドが末っ子。兄2人と姉2人。天上界の魔法使いの子供達
なので、魔法が使えるという設定。ホーキに乗って空飛んで移動。別の世界へは
天空聖者マジシャインのトラベリオンに乗っていく。この辺りはハリポタ
っぽい感じ。
ジャッカー以来のマントが復活でアクションがひらりひらりしてカッコいい。


「勇者特急マイトガイン」
勇者シリーズ4。近未来の街を護る舞人少年と特急ロボ達の物語。
護るというよりも、自分が統治している街を守る義務って感じ。
キャラの名前が往年の日本映画の俳優さん達のもじり。
ライバルジョーとか。吉永サリーとか。

「黄金勇者ゴルドラン」
勇者シリーズ6。偶然からゴルドランに乗り込み「宝《パワーストーン》」探しを
することになった少年達。「宝島」とかそんな感じのジュブナイル的な物語。

私的に燃えたストーリー。ロボット版「八犬伝」みたいだったし。

主役ロボットはゴルドラン。地球のどっかに眠っている他の7体のロボットを
探すため、タクヤ、カズキ、ダイの仲良しトリオは冒険の旅に出る。
パワーストーンの封印を解き、8体の勇者がすべてそろった時、
伝説の黄金郷《レジェンドラ》の場所と謎が解き明かされる。

「マイトガイン」は主人公とロボット達が主従関係みたいな感じだったけど
こっちは運命共同体みたいな感じ。ゴルドランには目的があるけれど謎だらけ。
主人公達も何が見つかるのか判らないけど面白そうだから一緒に行く。
巻き込まれ型だけど、「冒険が始まるドキドキが始まる」なOPの通り、
年甲斐も無くワクワクドキドキしたものです。

「ザ☆ヘッドマスターズ」
トランスフォーマーシリーズ3。主要キャラにトレインボット達が参戦。
OPで、新幹線含むトランスフォーマー達が合体してるアレです。

「ゼンダマン」
タイムボカンシリーズ3。「命の水」を探す為に悪事を働くアクダマンと
それを阻止するゼンダマン。歌う機関車ロボ・ゼンダライオンに乗って
てっちゃんとサクラちゃんは時空を超える。獅子のじゅうろく。

「ヒカリアン」
新幹線の擬人化というか、SD化というか。


記憶がだいぶんあやふや。
でも、なんか見過ごしてる・・・なんだったっけ・・・。

昼ドラのメイドさん

2005年11月02日 00時33分41秒 | 特撮
一条ゆかりアワーの後半の「デザイナー」が面白くなってきました。

主人公の亜美がお蝶夫人@松本莉緒で、朱鷺がハリケンジャー@塩谷瞬で、
亜美に想いをよせるカメラマン・明が仮面ライダーギャレン@天野浩成。

主要若手キャスティングがある意味とてもマンガ的で、観ていてわかりやすい…。