ガトゥ・ハロゥ

八犬伝と特撮と山田風太郎をこよなく愛する花夜のブログ。

もっともっと命令して ~【新逆八犬伝 アウトカラーズ】②~

2009年04月30日 00時44分58秒 | 八犬伝いろいろ

(「新逆八犬伝アウトカラーズ②」 石田敦子 著)

2巻が出ました。

可愛らしい女の子達がいろいろな虐待をされている漫画。
・・・なんでしょうね。このぬめるような生理的気持ち悪さは。
とにかく「幸せ」とはいえない境遇で「犬化する女の子達」は
「自分を助けてくれる誰か」を探してる。

1巻では、【犬塚志乃】【犬山路代】、ラストで【犬江シンディ】登場。
「孝」「忠」「仁」。
2巻では、【小文】と【文吾】。「悌」の犬。
【大角】はどうも皆と違う感じで気持ち悪い犬。

キャラデザ同じの明るい内容だった「ジェイデッカー」を、
女性化して獣化して後味の悪さをとにかく前面に押し出した感じ。

勇者シリーズでは「ジェイデッカー」好きな方だったのでなんかね。

女装少年コレクション

2009年04月29日 21時46分26秒 | 八犬伝いろいろ
「女装少年コレクション」というか、「女装少年」がプチブームだそうです。
BLではなくて、男性向けに。

マジか。

やぶうち優の「少女少年」シリーズ(小学生男子がいろいろな理由で
小学生女子に女装するシリーズ。アイドルだったり、仕方なくだったり)
でさえ、「小学館大丈夫か!?」と思ったのに。


まあ、んなの、とうの昔から馬琴センセは登場させてるわけなので
驚きはするけど、それもアリかなと。

恥ずかしがってる萌え系の信乃と
それを武器と割り切ってるツンデレ系毛野。

女装少年が周囲から無理矢理ってな状況ではなく
自分から女装していて周囲がそれを受け入れているといい。

例えば、キャラ的にもストーリー的にも好意的な「バーコードファイター」
の桜ちゃんとか。主人公(男)が好きで、性別さえ越えれば理想のGF
とでもなりそうなけなげで愛すべき女装少年。
主人公は、普通に「桜は桜」として受け入れているので特に何もなし。
むしろあったのは、主人公のライバル(男)の阿藤快。
桜の為にライバルになったような感じもあり、それでいて桜が実は男と
知ったときも悩みに悩んで、結局「男でも好きだ」と告白して振られて。

こういう子が女装少年の周辺キャラにいるといい。
ほのぼのしている方がやっぱり楽しい。

女みたいな男の子ではなく、女装している男の子。
萌える理由がなんとなく判る。

「リボーン」の世界は「仮面ライダー」か<2>

2009年04月28日 01時39分49秒 | 自己カルト的
新旧合わせて主要人物8人ですよ

という悪魔のささやきに負け、「大決戦!超ウルトラ8兄弟」を
レンタルしてしまいました。面白かったです。じーさんズつええ。
幼少時代は「ウルトラ6兄弟」「7人ライダー」というのが定説
だったのですが、やはり「8」という数字に弱い弱い。

で、凝りもせず「リボーン」7守護者と7人仮面ライダーを
無理矢理関連づけてみたりして。相変わらず1号2号は名前で選んで
タケシとハヤトの山獄コンビ。V3は強くて偉そうな骸。
ライダーマンに該当するような「頭脳明晰で敵組織からの裏切り者」キャラ
は・・・守護者じゃないけど入江くんかな。仕込みトンファーならぬ仕込みスティック
で戦うXが雲雀で、単純で肉弾戦が主のアマゾンは笹川。
電気ライダーのストロンガーは、雷ってことでランボ。

あー、結構合うかも。

忍者漫画30戦+α

2009年04月25日 01時59分22秒 | 自己カルト的
世界に誇るジャパニーズファンタジー。
それが『忍者』。

このブログ立ち上げのきっかけは『八犬伝』ですが
サブタイのひとつである山田風太郎センセといえば『忍者』なワケで。

「甲賀忍法帖」原作の【バジリスク】だとか。
「リボーン」で思い出してみた【青竜の神話】とか、
アニメも実写ドラマも面白かった【風魔の小次郎】とか、
白土三平忍者モノを語って良いならまず【サスケ】【ワタリ】【カムイ】
のカタカナ3文字主人公名タイトル作品を抜き出してみたいなとか。

そんなワケで自分内忍者漫画を思いつくまま書き出してみました。
順不同。敬称略。単行本になっていないものも、アニメも特撮も一部あり。

・サスケ(白土三平 著)
・ワタリ(  〃   )
・カムイ外伝(  〃   )
・カムイの剣(角川アニメ映画)
・伊賀の影丸(横山光輝 著)
・仮面の忍者 赤影(  〃   )
・伊賀野カバ丸(亜月裕 著)
・忍者マン一平(アニメ)
・NARUTO(岸本斉史 著)
・バジリスク ~甲賀忍法帳~(せがわまさき 著)
・甲賀忍法帖・改(浅田寅ヲ 著)
・風魔の小次郎(車田正美 著)
・龍の剣(加納隆己 著)
・変身忍者 嵐(石ノ森章太郎 著)
・さすがの猿飛(細野不二彦 著)
・キャラメルリンゴ(内海甲介 著)
・忍たま乱太郎(尼子騒兵衛 著)
・ムジナ(相原コージ 著)
・風の戦士ダン(原作:雁屋哲・画:島本和彦)
・忍者キャプター(聖悠紀 著)
・妖魔(楠桂 著)
・忍者ハットリくん(藤子不二雄A 著)
・忍空(桐山光侍 著)
・009ノ1(石ノ森章太郎 著)
・忍者パパ(山本康人 著)
・お江戸忍法帖(たがみよしひさ)
・あずみ(小山ゆう 著)
・忍者飛翔(和田慎二 著)
・バランサー(新谷 かおる 著)
・忍者無芸帖(いしいひさいち 著)
・虚無戦史MIROKU(石川賢 著)
・青竜の神話(島崎譲 著)
・サスケ忍伝(黒岩よしひろ 著)
・鴉天狗カブト (寺沢武一 著)

・忍者戦隊カクレンジャー
・忍風戦隊ハリケンジャー
・忍者キャプター
・世界忍者戦ジライヤ
・科学忍者隊ガッチャマン
・ニンジャタートルズ

読んだり見たりしたことがあるのが上記。
名前知ってても見たことないのは論外なので除外。
(「花のぴゅんぴゅん丸」とか「忍ぺんまん丸」とか)

「ナルト」と「ムジナ」と「龍の剣」について書きたいな。
または、
「ナルト」「忍者マン一平」「忍たま」「キャラメルリンゴ」「さすがの猿飛」で
【忍者学校】というジャンルについてとか。

【現代の忍者】で「風の戦士ダン」「ハリケンジャー」「忍者パパ」「忍者飛翔」
でもいい。そのイメージで一番印象深かったのが、「ハットリくんムービー」での
「サラリーマン甲賀忍者」。演じてたのがSMAPクサナギツヨシ。

昨日、今日は彼のニュースばかり。・・・許したってもいいんじゃない?

『新世界退魔英雄伝 八犬伝 ~東方八犬異聞~』11巻

2009年04月24日 00時35分38秒 | 【八犬伝 ~東方八犬異聞~】


『新世界退魔英雄伝 八犬伝 ~東方八犬異聞~』11巻が発売。

ついに第一話の幻の犬士・道節さん再登場。

ついでにゝ大法師も再登場。

道節さんは意外にも外見に似合わずヘンな人だったことが判明。
というか、皆と常識が少しずれている感じ。
現八といい勝負。

おまけ漫画は忠の人。毛野を女性と気づくのはいつの日か・・・。

3人の隼人

2009年04月20日 00時05分49秒 | 自己カルト的
現在、リボーンに短期集中型でハマッているので
隼人といえば、主人公のツナの自称右腕候補の「獄寺隼人」
が思い浮かぶかと思えばそうでもなく。

「隼人」といえば、やっぱり仮面ライダー2号の
「一文字隼人」で、または「ゲッターロボ」シリーズの
ゲッター2号を操縦する「神隼人」が先に思い浮かぶわけで。

主人公が1号なら、2号は右腕3号は左腕かなぁ、と。
だとしたら、獄寺君は守護者2号と呼称するのかなぁと。

「リボーン」描いてる作者さんはもしかしたら
私と同世代くらいかもしれないなぁと思ってみたり。

仁義礼智勇信孝・・・腐 !?

2009年04月09日 22時25分19秒 | 八犬伝いろいろ
女の子が男装してもそれは紛い物でしかないし
オタクアイドルが集結して何かやってても別にかまいませんが


「八犬伝」のモチーフはやめて


つか、メンバーに歴史オタクいないのに「八犬伝」持って来られるのも嫌だ。

しかも「武器」じゃなくて「腐器」。
その「腐器」持って踊ってる変な女の子達が
「仁の腐器」「智の腐器」って、何それ・・・。

【腐男塾】腐器

「リボーン」と「青竜の神話(サーガ)」の相違

2009年04月02日 00時37分43秒 | 自己カルト的
最近、「リボーン」ばっかりですが、「八犬伝」でめぼしいことが無いので
これは仕方ないというか。なんというか。
勢いあまって「限定発売リボーントランプ」にまで手を出してしまって
どうしましょう、ってな感じですが。

「八つの人格入れ替わりの八犬士の少年主人公」とか、
「人間に変身する犬が八匹の八犬伝」とか、
「小悪魔AGEHA嬢が八犬士」とか
そういう奇抜な「八犬伝」読みたい感じです。

つか。
「東方八犬異聞」の荘介が「赤々丸」の赤々丸&白々丸っぽくなって
本編読むのからちょっと離れたくなって昔の本棚から「赤々丸」
引っ張り出して読んでみたりして。読んでみたら読みにくいけど
やっぱり「赤々丸」は自分的には面白くて。
内田美奈子氏が八犬伝描いたら、とんでもなくSFで現代的でシュールで
破天荒な内容になるんだろうなと一人勝手に思ってみたり。

BLルチル文庫で「しもべと犬」の続巻、「茨姫は犬の夢をみるか」も
出たけれどまだ未読。信乃と同じような、或る能力を特化させた「犬人間」
が出てくるっぽいですが、「八犬伝」とは特に関係ない名前らしいので。

で、「リボーン」。
今は「未来編」と称して、現代の主人公達が約10年後に飛ばされて
いろいろ謎を解きながら戦って自分達の世界へ戻ろうとして
奮闘しているところなのですが。うーん、「CUBE」みたいな敵基地だなとか
現代の少年ツナ達と入れ替わった大人のツナ&守護者達はどこに
行ってるんだろうとか。それよりも、未来へ飛ばされていきなり
自分は殺されて死んでいるなんて言われたツナと未来のツナの存在が
気になります。

ネット散策したら「ボンゴレ初代は十代目予定のツナと似ている」ので
「ツナは先祖帰りなんじゃないのか」とか「ツナ=初代なんじゃないのか」
とかいろいろ意見がありましたが、私としては後者をとりたい。
ありがちだけど、そっちの方が面白そう。

未来編にいない大人のツナは、なんらかの事情で自分達の世界よりも
更に遠い過去に飛んで、=初代プリーモとしてボンゴレの能力を受け継ぐ
子孫達を生み出して、来たるべき戦いに備えようとしたとか。

単純にそう考えたら「新・幻魔大戦」の、幻魔に滅ぼされた地球を救うため
超能力者の種を増やす使命を帯びて300年位過去の江戸へと飛んだお時とか。

これのオマージュっぽい「青竜の神話(サーガ)」もそんなお話。
異星人に滅ぼされた世界でただ一人生き残った「時間跳躍者」の青年が、
自分と同じくらい強い力を持った超能力者達を生み出すために江戸時代へ飛ぶ。
額に能力の証である「青竜の紋章」が浮かぶほどの強い力を持った人間達を
より多く生み出し、来るべき時に備える為に。

  1999年、異星人の襲撃により人類は滅亡。たったひとり生き残った
  超能力者の青年は、遥かな過去へと時間跳躍する。遠い未来、異星人に
  対抗する為の”青竜の戦士”を生み出す為に・・・1848年、
  天涯孤独の青年・草壁豹馬は、少女タエを助けたことにより、水無村に
  語り継がれる”青竜伝説”の秘密を知る。
  そして、超能力者・由良との出会い。豹馬は壮大なる運命に巻き込まれてゆく


タイムパラドックスを普通に考えるなら、
「過去へ戻った人間が敵を倒しました。でも、その瞬間から別の世界が
生み出されるので、もといた世界には戻れない上、さっきまで自分がいた
その世界には何の変化もありません」
という理屈。

「青竜の神話」は、その超能力青年が順調に子孫を残しているらしく
「時間跳躍者」のタエ、「瞬間移動」の蝶子、「念動力者」の竜次などが
主人公・草壁豹馬の運命に絡み、同時に遠い将来地球を滅ぼす宇宙人の子供
で超能力者の由良ともそうとは知らずに行動を共にすることになり。
大人のタエが少女のタエに託した赤ん坊の額には”青竜の紋章”が・・・。


先祖帰りというよりも、「時間跳躍」の手段(10年バズーカ)があって
それを生かすなら、未来のツナは殺されたと見せかけて、なんらかの方法で
遠い過去へと跳んで、初代となって、力のあるボンゴレファミリーを
生み出していって・・・未来にいる獄寺君や山本、雲雀達を救う方法として選んだ。

・・・としたら、悲しいな。
もっと単純に考えるなら、ボンゴレの、というかツナが死んだら
守護者リングも力を失うとかだとか。まぁジャンプだからそれはないか。
エニクス系ならあるかもしれませんが。