この世の命が、蘇る ～【大神(OKAMI)】～

大神（OKAMI）

大神であり、狼であり、犬神であるアマテラス様の戦いと冒険の物語。

日本昔話をモチーフにいろいろとあらすじが作ってあるっぽいのも
さながら、ワケありげな「フセヒメ」様に注目。
主役は犬神様なので、八犬士も出てきて・・・欲しいな。

３D系の妙な立体画は好きじゃないので、こういう風な筆絵っていいな。
平面なのに、奥行き感。

予約するつもりで忘れてた。
買いに行かないと。

新世界退魔英雄伝 八犬伝 ～東方八犬異聞～⑨

扉絵カラーは荘介。
背後のマリア像（？）がちょっと不気味。

莉芳さんや要が憑きモノ４家の人達ならば、まだ残り２家の憑き物の
よりわらになっている人間もまだいるワケで。

真っ白な髪に真っ赤な眼のあやね。典型的なアルビノ少女ですね。
蛇のちかげ様に見守られて大切に育った巳憑きの観月家のたったひとり。

立ち入ってはいけないとされていたお屋敷の中で、彼女と出会った信乃は
同い年の友達が欲しい浜路の希望で、あやねをお茶に誘う。
外見や人と違う体質に引け目を感じていたあやねは、信乃の秘密である
「５年前から成長しない」
という事実を知り、それでも臆することなく生きる信乃に、あやねも
外への第一歩を踏み出す。

「朔の日」は調子の悪い荘介。
あやねを守る為に、彼女に近づいた信乃を殺そうしたちかげ様に無礼を
詫びて腕を代償として差し出す。あやねの行動のおかげで間一髪２人は
助かるのだけど、憑き物って怖いね。

主人を守る忠犬という感じだけど、彼らは下僕であり主人なワケだから。

それとはまた少し違うけど、荘介の信乃への想いも強すぎる。
流れ見てると、信乃の成長が止まったのも、荘介が何か絡んでるっぽい。

この「東方八犬異聞」の荘介のイメージは『七瀬ふたたび』（筒井康隆著）
の主人公七瀬を崇拝し守護する念動力者ヘンリーのよう。

「七瀬サン、ワタシハアナタノ賛美者デス」
「七瀬サン、ワタシハアナタノ崇拝者デス」
「七瀬サン、ワタシハアナタノ召使デス」


ちょっとこわい。