ガトゥ・ハロゥ

八犬伝と特撮と山田風太郎をこよなく愛する花夜のブログ。

カカシは伏姫の位置づけか? 【NARUTO】

2013年01月08日 01時40分34秒 | 八犬伝いろいろ
オビトさんがトビでした。

一昨年に「八犬伝」絡みで【NARUTO】のブログ記事を書いていたんですが
その時点ではあまり意図してなかったんですが、見直してみるとカカシ先生が
伏姫っぽい立場にいるんじゃないかと。

・【八忍犬】は【八犬士】か?
・犬と忍者と十文字

こじつけで、「八忍犬」=「八犬士」と考えたら面白いなと思ってたんですが
そうしたら、カカシ先生は「ゝ大法師(大輔)」か「伏姫」のどちらかの位置づけと
なるわけで。でも、いろいろな【八犬伝】のパターンを考えてみると、基本「伏姫」は
「元々の負要素(呪われた里見の姫)に後から神秘的な力の素(八玉の数珠)を加えられた存在」
なわけで、物語の中では”最弱で最強”の人物なんですね。

カカシ先生の特異点は、元々の忍びとしての能力の高さと、オビトから貰った「写輪眼」。
【NARUTO】の物語の中では、はっきりと”最強”の位置づけにできる人物。ナルトも
”最弱で最強”に当てはまるけれど、”成長したら最強”という未知数設定で、それが
物語のひとつの軸なわけです。それと、”本人は悪ではないのに忌むべき存在”にも
当てはまるのがナルト。「八犬伝」で例えるなら「八房」です。
(「八犬士」も忌むべき存在のひとつなのですがここでは=「八忍犬」でみているので割愛)

カカシ先生=「伏姫」、ナルト=「八房」と考えてみるとこの辺りはするっと
自分的には納得できるのですが。八忍犬がそれほど目立つ活躍をしないのも、
「八犬士」に頼らない「伏姫」として考えればいいのかな、と。

「秘密道具」を出さない「ドラえもん」みたいな?

道具が無くとも、ドラえもんはのび太のそばにいるだけでも意味はあるのと同じ。
ヘンな例えで申し訳ない。

そして、伏姫とは逆の方向に力のベクトルが向いてしまったのが「ゝ大法師」。
特別な力や能力は無いけれど、「伏姫」と「八房」の死後のフォロー役となった
ちょっとばかり不運な人物。二人を撃ってしまったのは彼だけど、最終的には
「伏姫」も、憎いはずの「八房」も許してしまっていたような気がするんですね。

そんな考え方をしてみると、「ゝ大法師(大輔)」=イルカ先生かな、と。
カカシ先生&ナルトをフォローする役割の存在として。

カカシ&イルカ同人誌が山のように出たのも、なんだかそんな風な持ちつ持たれつの
関係がいろいろと想像しやすかったからじゃないかな、とも思えるのです。


そうすると、オビトさんはどういう立場に当てはめられるのかというと。
残るは「玉梓」。

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