正々堂々blog

衆議院議員川内博史の日記。

党の方針

2005年03月16日 | Weblog
田中康夫長野県知事の参考人質疑をつぶしたのは訳のわからない自民党の「党の方針」でした。

参考人質疑を理由にならない理由でつぶされたぼく達、民主党文部科学部門会議のメンバーは結束して徹底抗戦する構えでした。

子供達の教育を論じる国会の場で、言論を封殺し、法案の採決まで与党単独でするなら「どうぞやってください」と思っていました。

しかし、夕方になってぼく達の民主党の国対幹部が自民党の国対幹部と話をつけてしまい、委員会審議に戻ることになってしまいました。

なぜだか理由はわからないけれども、これも「党の方針」だそうです。

「党の方針」ってなんだろう、とずっと考えてきました。

ぼくは、抵抗しました。しかし、民主党の党人として受け入れざる得ない、と思い参考人質疑は必ずいつの日か実現させるという決意を持ちながら、文部科学委員会の仲間に「民主党の党の方針」を説明しました。

しかし、みんなはさすが闘う文部科学委員会のメンバーです。

「審議に戻るなんてとんでもない!!あくまで田中康夫知事の参考人の実現が前提だ!!」と主張します。「川内さんが審議にどうしても出ろというなら、出るだけ出ます。しかし質問はできません。質問なんてできる状態じゃないでしょう!!」と言います。

みんなの気持ちはよく分かります。ぼくもめちゃめちゃ悔しいんです。

でも、「党の方針」に従って明日は審議に応じなければなりません。責任をとって、明日は5時間ぼくがひとりで質問します。

言論の自由を守る大義と「党の方針」の狭間で・・・。


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