かわしゅう日記@雑司が谷

世の中研究。ヤクルト、F1、都市についてなどなど

矢上で起こった昨日のこと。

2006-02-11 | Weblog

まあ最近何となくインスパイアーされる感じになることが多くてけっこう書きたいことあるんですが、
とりあえず昨日のこと。
昨日は課題研究発表会&懇親会。
4年生には卒論、M2には修論があるんだけど、何もないM1には
空間環境デザイン工学専修ではこの課題研究発表会&懇親会があるんですよ。
自分の研究を(たった?)3分で話しましょって企画。
当然質疑はある、研究室ごとに。

1時から5時半ぐらいまでひたすら聞くわけですよ、発表を。
最初は「何で全部聞かなきゃイカンの?」と思ってたんだけど、
聞いて良かった。
他の研究室の話聞くと、刺激と衝撃を受けますね。
全然やってることが違うし、やっぱ「スゴイ」
空間環境デザイン工学専修は各研究室てんでバラバラなことやってて
他の人たちの話聞いても全然わからないのばっか。
だからこそかもしんないけど、やっぱスゴイって感じるんですねえ。

果たして自分でやってきたことや発表は
他の人たちに多少なりとも「スゴイ」と思えてもらえたのかどうか、
どれぐらいの人が「スゴイ」って思ってくれたのか、
気になり始めるんですねえ。
なにしろ5、60人いて、ホントにいろんな発表あるから。
自分のは全然スゴくないんじゃないか、
いや、意外にスゴいんじゃないか、
自信があるのかないのかよく分からない状態になるんですねえ。

そんなこんだでいろんなもん全部ひっくるめて
頑張らねば
とモチベーションが多少上がったりするわけです。
振り返ってみると、なかなかよい企画。

ただもっとスゴイのはその後の懇親会で
懇親会では各研究室が研究室発表たるものをやるんです。
研究室を「多少くだけた表現で」紹介する、とレジメに書いてある。

この「多少くだけた表現」ってのがけっこう困りましたねえ。
けっこうてきとーにやっちゃったんですよ、
内容は建築ツアーの紹介だったんですが。
したら、他の研究室、特にフロア(そうそう感6階)の人たち、
みんなムービー作ってるんですよ、ムービー。
それもただのムービーじゃなくて
プレミアとアフターエフェクトとCADとなんだか分からないそれ以外のソフトを
ふんだんに駆使して、研究室のプロモーションビデオを作ってるんですねえ。
もう、びっくり。
特に三田研吉田研
なんだあれは!
どこの放送研究会の番組発表会でも見たことがありません。
完全にやられました。
別に勝負じゃないんだけどさ。

だからウチも負けないように(だから勝負じゃないんだけどさ)
来年はムービーを、立派なムービーを作りたいと思います。
いやもはや自分が作るわけではないので、誰かに託したいと思います。
少なくともプレミアとアフターエフェクトとやらを駆使して欲しい。
小泉とか出来るんでしょうか†ょヵヾ†ニとかどうよ?
一応ふっときます、読んでたらよろしく。
立派なムービーを作って欲しいと思います。

とかなんとかで懇親会も終わり、最後のインスパイアリング。
帰り間際にですね、ふとしたきっかけでなぜか野口研に行って、
野口先生に曰く「うちのホープ」である、知ってる後輩の「tensegrity」の卒論をなぜか見せてもらったんですね。
Tensegrity←こういうやつね

圧縮部材と張力部材を組み合わせて出来てて、
構造的に効率よくて、軽くて、簡単に折りたたむことが出来るってのがいいところ。
野口研だからこいつの構造解析をやってるわけだけど
卒論の彼はこれを仮設の
建築に使おうってんですね。
まさにバックミンスターフラー。
たしかに2点ぐらい支えれば固定される気がするし
軽そうだし、仮設に使えるかもしれません。
にしても、
いいっすね、これ。

なんたって形が美しい!
圧縮材(堅い部材のほう)同士でくっついてる部分が完全にないってのもかっこよすぎます。
で、ほんとにちょっと力入れると簡単にペタンってなっちゃうんすよ。
かっこいい…。

しかも、立体の中を圧縮材が貫通するタイプと、ねじれの形のようになってて圧縮材が面の一片になってるタイプとか、いろいろ分類できるらしいんですね、これ。
非常に奥が深いです!

というわけで、自分以外の人たちの話ばっかで
矢上の宣伝っぽいことをさせてもらいました。


で今日、きゃんさんの写真展と表参道ヒルズとスーパーアグリのトークイベントに行ってきました。



明日書きます。きっと。

コメント (2)
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