かわしゅう日記@雑司が谷

世の中研究。ヤクルト、F1、都市についてなどなど

置き石ブーム

2005-05-18 | Weblog
ご存じの通り、置き石が流行っております。ヤフーでニュース検索するとたくさん出てくる。
置き石のニュースなんて検索したことなかったから増えてんのかどうかわからないけど、やっぱこの数は普通じゃないっしょ。最初置き石のせいにしようとして一生懸命マスコミにアピールしたJR西日本は責任感じなきゃいけないだろうね、このことに関しても。

で、面白いのは(良くないことだが)置き石をしてるのが小中学生だったりするってことなんだな。

5月6日
JR五能線(青森県五所川原市栄町)
補導 男子中学生(12)と女子小学生(9)
「線路に石を置いたらどうなるのか見てみたかった」

5月9日
東武小泉線「第35号踏切」(群馬県邑楽郡邑楽町中野)
補導 男子小学生
「面白半分でやってしまった」

5月11日
JR紀勢本線
補導 小学1年男児(6)
「電車が好きで、石がつぶれるところを見たかった」

5月15日
JR和歌山線五位堂駅(奈良県香芝市五位堂)
補導 小学二年男児(8)とその弟の園児(5)
「石を置いたらどうなるかと思った」

みんな興味本位なんだなあ。
わかる。たしかにほんの5、6センチのレールの上に石を置いたらその上走ってる電車がどうなるのか石がどうなるのか見てみたい気持ちはよくわかる。しかも最近よくテレビとかで話題になってるし。
彼らにしてみれば、今までせいぜい話でしか聞いたことのなかったものが、テレビとかを通してよりビジュアルに近い形で伝えられてきて、リアルに感じてきたんだろうな、置き石ってものが。遠い世界にあったものが手に届くところに来るとやってみたくなるんだよな。しかも近くの線路を見てみると、如何にも物を置いたら何かが起こりそうなきれいな金属のレールの下に石がたくさん敷き詰められているではないか。

やっぱテレビつくってるマスコミももう一度考え直さなきゃいけないだろうな、テレビの影響力を。ビジュアルで伝えるからすごくわかりやすいし、この年代の子供たちはよく見てるから、全部そのまま吸収しちゃうからなあ。置き石が流行ってるからといって置き石置き石って言ったり線路映したり石映したりしてるとまたいろんなとこで置き石事件が起こっちゃうんだろうな。しかも犯人は小学生。
何とかなんないのかな。絶対良いことじゃないし、彼らにとっても、親にとっても、乗客にとっても、鉄道会社にとっても。

まあ、とにかくJR西日本は大変なことをしたもんだ。改めて痛感する。
トップ3人辞任らしいね。変わるかな。変わんないだろうな、そう簡単に。旧国鉄の人たちたくさん残ってるし。
コメント
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