キレンゲショウマ Kirengeshoma palmata Yatabe アジサイ科
レンゲショウマ Anemonopsis macrophylla キンポウゲ科
ヤマジノホトトギス マキノ
朝ドラ「らんまん」第20週の週タイトルは「キレンゲショウマ」でした。日本原産でアジサイ科キレンゲショウマ属の多年草です。
紀伊半島や四国山地などに自生する希少な美しい花として知られています。宮尾登美子の小説「天涯の花」を読んでから関東近辺のどこでこの花に出会えるかと
調べていたら日光上三依水生植物園で咲かせていることを5年前に知りそれから毎年8月になると開花情報が待ち遠しくでかけていきました。
今回は上三依水生植物園より自宅から近い日光植物園での観察でしたが上三依水生植物園のキレンゲショウマの方が株が大きく育って見ごたえがありましたね。
ドラマで田邊教授は「このキレンゲショウマ」は、世界でもまれに見る特異な植物であり、この1種のみで一つの属を構成する、新属新種である」と証明するに至ります。
高知の虎鉄(寺田心)から送られてきた同じ植物の標本を元に研究を進めていた万太郎(神木隆之介)でしたが、田邊教授に先を越されてしまいました。
しかし万太郎は田邊教授に賛辞を送りました。ドラマでは田辺教授になっていますが本名は矢田部良吉です。
キレンゲショウマの名札には命名者Yatabeになっています。ここ日光植物園の名札は詳しいですね。沢山ありました。,Maxim Makinoの名前は次々に出てきて今まで何度も
ここには来ていたのにいかに無関心だったのかと反省しました。花も木も名札を見る楽しみが倍増ですよこれからは。
毎朝の「らんまん」で色々知っているお花が出てきますよね。
これも牧野さんが新種として発見して名前を付けたのかと感動です。
本当に身近に多いですし。
キレンゲショウマは名古屋周辺の植物園でも育てていませんか?
神戸六甲植物園もキレンゲショウマが咲きましたとニュースに載せていて有名です。
見ごろは今が最盛期なので探してみてください。お近くで見つかるかもしれません。
コメントありがとうございました。
キレンゲショウマをご覧になれて羨ましく拝見させていただいております。
私もいつかこの目で観てみたいお花です。
キレンゲショウマの場面を私も観ていました。
田辺教授の事、実際は矢田部良吉さんなのですね。
ヤマジノホトトギスは牧野万太郎さんでしたか。
結構この私でも普通に知っている花名に、牧野さん命名も多いですよね😉
いつも色々教えていただき感謝しております。
宮尾登美子の小説「天蓋の花」の中で発見者は東大の植物学者矢田部良吉でキレンゲショウマと命名と紹介されていました。
以前キレンゲショウマを見に行こうと探して上三依水生植物園に行ったのですが、NHKのらんまんを見て初めて命名者も大事な要素であることを知りました。
そういえば上三依水生植物園にはキレンゲショウマの名札があるだけでした。
命名者の名前まではなかったかもしれません。
日光植物園で色々勉強の幅が広がるなんてすばらしいですね。
これからちょくちょく行ってみましょう。
コメントありがとうございました。
日本では大峰山、剣山、石鎚山などに点々と分布していますが、自生地では最近はシカの食害等による絶滅が心配されているそうです。
日光植物園では数年前よりかなり株を増やして植えられています。以前保護していたネットも外されて見やすいです。
上三依水生植物園より大きな木立の下にひっそりとあるので成長が遅いようです。
これからが見ごろと思います。チャンスがあったらぜひ見に行って下さい。
コメントありがとうございました。