和子の記録 フォト&俳句

長い間ネイチャーフォトを楽しんで来ましたが最近これに俳句の趣味が加わりました。まだ不慣れですがブログに載せていきます。

函館 香雪園を訪ねて    青函トンネル見学の懐かしい思い出

2023-11-18 19:38:24 | 日記
































湯の川温泉街近くの高台に位置する見晴公園は、市内有数の豪商であった岩船家が、明治中期の1890年代に別荘として造成した風景式庭園「香雪園」を含み、
4万坪を超える広大な敷地(約13.3ヘクタール)に、和風・洋風織り交ぜた魅力がちりばめられています。
香雪園は1927(昭和2)年に、岩船家の好意で市民に無料で開放されるようになり、1955(昭和30)年に函館市が無償貸借契約を締結、1959(昭和34)年には
市が土地を買収。2001(平成13)年に、文化財保護法に基づく「名勝」の指定を受け、北海道で唯一の国指定文化財名称庭園になりました。
6年前の秋にはレンタカーだったこともありまだ多くの人に知られていなかったこの公園に何度も足を運んで紅葉真っ盛りの庭園を楽しみました。
今年は函館も観測史上初めての35度以上の猛暑日を体験したそうですからその後も寒さが来なくて紅葉は10日以上遅れているようでした。
朝方雨の降った宿泊地の湯の川温泉からはタクシーで香雪園まで行きました。着いてみるとすぐにも雨が上がり紅葉には早かったもののしっとりした庭園は以前の
ままの感動を持って迎えてくれました。
こうして10月25日からの2泊三日の函館の旅は予定通り終了し函館駅でお土産を買い込んでから新函館北斗駅発14:48のはやぶさ34号で東京着19:04で
帰ってきました。

古い話で恐縮なんですが青函トンネルの中を見学したことがありました。2010年震災の前の年になりますが民主党政権の時代に高速道路代がどこまで行っても
¥1000の時に写友からお誘いを受け東京を6月13日に出発して青森県浅虫温泉で一泊し下北半島の恐山、大間を経由して薬研温泉にも一泊し仏ケ浦も見学後陸奥湾
フェリーで蟹田に出てから寂しい漁村の海岸を北へ走って竜飛まで行きました。
この旅はどこに行くがはその日の朝決定するのでフェリーに乗る直前に竜飛岬の山の上にある竜飛ホテルに電話しましたが残念満室でした。フェリー乗り場で2~3の
民宿を教わりやっと今晩の宿が取れたのです。着いてみるとそこは漁村という感じで部屋は2階建の狭いところでしたが、さすがに漁師の家で食事は夕も朝も魚三昧
新鮮そのものに舌ずつみ。泊り客の常連さんは海底トンネルの仕事をしている人達だけで定宿になっていました。我々もすっかり打ち解けて杯が進み明日海底トンネルを
見せてあげるからの約束まで取り付けてしまいました。
エレベーターでどのくらい降りたのでしょうか?ひんやりとした構内のはじめて見る景色に我々は声も出ずにただただ感動して見回していました。
その旅行はその日は13湖から深浦の海岸線を見てからの4泊目は鯵ヶ沢でとまりました。ホテルから見えたニセアカシアの白い花の大木が霧の中に何本も煙っていた
ことなど。翌日は岩木山神社にも参拝をして4泊5日のちょっぴり強行軍の旅はこうして終わりました。。
ほんの13年前ことなのですが4人の中のお二人はもうこの世にはいません。いろいろとお世話になったことに深く感謝です。
今回の函館からの帰りの海底トンネルの中での20分間にはこんな楽しかった思い出がよみがえってきました。