きょうは日曜ですが、有志の先生方が自主的に集まってカリキュラム研修会でした。
(ここだけの話、日曜なのでノーギャラです。あくまでも自主的に集まっているのです)
在校生や卒業生のみなさんが想像する以上に、より良い授業内容を目指して先生方は日々、研鑽を続けています。
「さあ、学校をはじめよう」(渡邉美樹・ビジネス社)
これは、負債30億円のほとんどつぶれかけた学校をを引き受け再建した、ワタミ社長の教育改革の記録本です。
管轄の東京都学事課に偽り、豪華ホテルを建設したのが大失敗で50億円にもふくれあがったのが、この郁文館学園の経営危機の直接の原因。
なぜ、この無謀な計画を誰も止められなかったというと、当時の理事長は独裁政権で、理事会はただはんこを押すだけの承認会にすぎず、他の教職員の反対意見には一切耳を貸さない状態だったらしい。
渡邉氏はこの学校再建のため、理事長に就任したとき、全教職員にこう宣言する。
「あなたは生徒のために死ねますか」
そして、学園教師に対して、「生徒の夢に伴走する」ことを求める。
「夢に伴走する」って、いい言葉だと思う。
学生を指導する一方で、その夢の目標に対して一緒に歩み、ともに走る。
きょうの中美の先生方の研修会を見て、こう思いました。
「学生のために、本気な先生ばかりだ」と。
良い先生方のいる学校に、良い学生たちが集まる。
そうして、中美は今年、創立65年ですね。