中美一期生の世界的アーティスト 故鈴木正治さんの世界展が高円寺で開催中。
見に行ってきました。
とても広大なスペースを使用した、力強い展示です。
JR高円寺駅ちかくのGallery アソビバ(座・高円寺)にて。5月31日まで。
中央美術学園の第一期生(昭和22年入学)鈴木正治氏(故人)は、
フランス国営テレビで紹介され、フランスでブームになったり、 日本でも1996年にNHK特集番組「飄々と飄々と~鈴木正治の世界」で全国放送された、伝説の彫刻家・墨絵画家。
画像は以前、おじゃました鈴木正治展会場です。
ギャラリーまオーナーの的野さんに、生前のお話をうかがいましたが、本当にすごい人だったようです。
作品を作っても、それをあげるばかりで、代金を受け取ることは拒否!
「作品を提供しても、お金は受け取りたくなくて、お金をうけとると堕落につながる・・・」と語っていたそうです。
そのかわり、その仙人のような人柄にほれこみ、近所の人あるいは世界各地からいろんな人がアトリエを訪れ、食事や石材を提供したりしていたとのこと。
青森県内の公共施設などには数多くの作品が展示されているそうです。
「出会った人、出会ったモノすべてを大切にした」現代の仙人さま。
2年前の回顧展は中美アートサークルで見学に行きましたね。
多くの雑誌や新聞にも紹介された鈴木正治さん。
すばらしい大先輩の一人ですね
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画像はある卒業生からもらったオリジナルのポストカード。地方に戻った卒業生はなかなか会う機会もなく、元気かな?と心配になったりします。
昨日、はじめて新校舎を見に卒業生がきて「ぼくのこと覚えてますか?」と聞かれましたが心配いらないですよ。
ぼくは職員として入校以来、すべての卒業生を100%覚えています。
春夏秋冬春夏秋冬の二年間を過ごした卒業生を、中美は決して忘れないです
卒業生にとって、中美は第二のふるさと。
いつでも門を開けています。