ジャーマネ・みち姉の独り言

~お暇な時にお読み下さい~
・・・・たいして面白いこと書いてませんから

退院おめでとうございます

2005-03-01 | 格闘技
昨年12月に行われたボクシング8回戦でTKO負けをし、意識不明となって緊急手術を受けた東拳ジムの戸塚穣二選手が退院したようだ。よかった。ほんとによかった。

去年、この「A級選手が病院搬送 」のNewsを読んだ時は思わず会社で悲鳴をあげてしまった。戸塚選手と面識はないが、以前彼の試合を見たことがあった。その時の戸塚選手の対戦相手が私の知り合いだったからよく覚えている。しかも(素人の私が言うのもなんだが)試合運びが上手く、的確にパンチをあてる記憶に残る選手だっだ。斜め前に座っていたおっちゃん達も「なんで戸塚が新人王になれなかったのか、わかんねーくらいだよ」と言っていた。(ちなみに私の知人はTKO負け)それ以来戸塚選手に注目をしていただけに、意識不明の選手の名前を読み終える前に目の前が真っ暗になった。今でもあの日のことが忘れられない。全身鳥肌が立って、怖くて怖くて仕方なかった。

入院してからは、トレーナーの方が戸塚選手の容態を東拳ジムのホームページ内の掲示板で逐一報告をしてくれていた。意識が戻った時の書きこみは、読んでて胸が熱くなった。その後の書込みからは、奇跡的な回復力を見せる戸塚選手の姿が目に浮かんだ。携帯を握ることが出来るようになってからは、闘病日記をメールできるほどになっていった。そんな彼の文章の中には、常に『ボクシング』の文字が....

リハビリが始まり、退院への希望が見え始めるのと逆行するかのように出てきた問題。『ボクサーとしての復帰はあるのか?』。本人の気持ちと、彼を支える周りの気持ち。現行のルールや常識的な見解。本格的なリハビリと共に自分のこれからについて、彼はどうやって向き合っていくのだろう。まだ21歳。これからだ。どんなことにもチャレンジできる。まだ21歳。

退院のニュースは本当に嬉しかった。いろんな気持ちが交じり合って、涙が出ちゃいました。頑張れ戸塚君!未来はこれからだ!

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