昼休みは暇つぶしに本を読んでいます。
ここ十数年は歴史の本ばかり読んでいました。
信長 秀吉 家康 を中心に、それにまつわる人々、真田家や細川家など読んでいましたが、読みたい本もなくなり、以前読んだ本を読み返すことにしました。
昼休みに読んでいて、歴史書は結末もわかっているし、著者によって多少代わってきますが、誰を中心に書くかでも代わってきますが、結果は変わる事はありません。
だから安心して途中でもやめることも出来たし、心が動くことはありませんでした。
歴史書をやめて何を読もうか本棚を見回して、手に取ったのが新田次郎の「銀嶺の人」でした。
この本は、実在する人物で、始めて世界3大北壁を制覇した女性を中心に描いた「青春ラブストーリー」とでも言っておきましょうか。
しかし、最後にひとつのカップルはザイルで結ばれたまま、雷に打たれて死んでしまいます。
山で知り合い、山でザイルで結ばれて死んでゆく、「ハッピーエンド」のようにも取れますが、やはり死んではだめです。
そして今回読んだ本は、同じ新田次郎の「孤高の人」と言う本です。
この本は、大正末期から昭和のはじめごろ、単独登山をしていた有名な登山家が、結婚をして子供が生まれたことを機に、冬山をやめることを決心するのですが、後輩のたっての頼みで始めてザイルを組、無謀な後輩を見捨てることが出来ず、遭難ししてしまう本です。
両方の本はすでに読んだことがあるので、結末もわかっているのですが、今度は読む側、そうですオッコパパの立場が変わったのです。
最初に読んだ頃は多分20代の終りの頃だったと思います。
その頃は結婚もしていなかったので、好きなことに没頭し命を懸けて死んでゆくことを美化していたようにも思います。
しかし、結婚して子供も産まれ、帰りを待つ人がいると言うことは、命は自分ひとりのものではなくなったと言うことなのかもしれません。
孤高の人の主人公加藤文太郎が、死の間際に妻を思い、産まれたばかりの子供を思いながらさまよい死んでゆく姿は、悲しく涙が止まりませんでした。
昼休み中に何とか読み終わりたくて、最後の方は飛ばし飛ばし読み、読み終りました。
しかし、午後からの仕事はいろいろなことが頭の中をめぐり、いろいろなことを考えました。
結論は、昼休みに本を読むのはやめようと思いました。
夜 テレビでは、「天使にラブソング2」をやっていました。
この映画「天使にラブソング」を始めてみたのは、新婚旅行の帰りの飛行機でやっていて、
家に戻った後ビデオを借りて見た覚えがあります。
それ以来この映画は大好きですし、良い映画だと思っています。
やはり最後はハッピーエンドで終わるところがいいです。
日本人はハッピーエンドが好きだと言いますが、それでいいのではと思います。
自分の人生において、ハッピーエンドで終わることは誰しも願っていることだ思います。
人生の3分の2を過ぎたオッコパパには残りどんな人生が待っているのやら?
今日はちょっと飲みすぎたようで、ちょっとセンチなオッコパパでした。

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