華宵の趣味の部屋

読書・美術…その他諸々の趣味を片寄った視点で♪

カンディンスキー展

2010-12-06 15:49:03 | 美術
三菱一号館美術館でやっている、カンディンスキー展に行ってきました。

三菱一号館美術館が開館してから初めて行きましたー

かなり期待して行きました♪
あの立地であの建物は目立ちますからね。
明治期風の建物が結構好きですw

で、感想ですが・・・
ここから先、ちょっと愚痴が入ります。
嫌な方は【←戻る】を押して下さいませ♪


私はカンディンスキーはよく知りませんが、『コンポジション』という作品は見た事あります。
色彩が綺麗ですねー。
抽象画はあまり分らないので、雰囲気だけで楽しみます(笑)
そんなカンディンスキー・・・
やっぱりふつう(?)の絵も描いていました←当たり前w

抽象画になる前の絵の具の塗り方が特徴的で、
パレットナイフでそのまま描いているようでした。
かなり厚塗り。
そして色彩も濃い色が多かったように思います。
海の絵とか好きでしたー

展示会は、カンディンスキーのほかにも、その周辺の画家の絵もかざってあり、
楽しめる内容になっていました。


さて、そんな展示会に何の愚痴があるのかと申しますと・・・
美術館自体についてでございます。

一言でいえば、不親切でした。
態度は丁寧ですが、美術館としての雰囲気をあまり考えていないように感じたのです。
職員は多いですが、案内はただ指差しだけ。
入口の表示もないし。
順路表示もなし。
チケットを引き換える手間をかけるのに、何故か入場が手動。

展示室も、違和感があると思ったら、逆回り・・・
ついでに学芸員だか職員だか知りませんが、展示室と展示室の間の狭い所にわざわざ立っていて、通りにくい。

八つ当たりをすれば、内装がしょぼかった。
庭園美術館とか、東京国立博物館とか見ている方なら分ると思いますが・・・
安っぽい。
休憩室の椅子はパイプ椅子に毛が生えたようなもの。

気にしないようにしようと思いましたが、どうしてもその辺に目が行ってしまう。



私は美術館に行くのが好きです。
絵を見せる雰囲気を作っている方々の苦労も見えることがあります。
素晴らしいと思った展示も何回かありました。
やはり、画集ではなく足を運んで本物を観に行くというのは、それだけの価値があると思っています。

それなのに、そんな雰囲気を台無しにするのは、お金を取っている以上とても失礼だと思ったので、ここに書きました。


最後まで読んでしまった方、すみません。ありがとうございましまた。

最新の画像もっと見る