華宵の趣味の部屋

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東京国立近代美術館ほか

2013-04-12 13:26:12 | 美術
久々に美術館話でも。

第一日曜日だった4/7に東京国立近代美術館に行きました。
常設展は第一日曜日が無料開放日です。
お得ですよー!

私は高校生の頃に九段下で降りていたので、とても身近なところです。
しかし!
久しぶりに行った九段下は凄いことになってました。
ニュースで散々やっていましたが、営団半蔵門線と都営新宿線のホームが
行き来できるようになっていたのです。

ニュースで聞いたときは「へー」くらいしか思ってなかったのですが、
壁がなくなってる光景はなんか凄かった。
文字通り、ぽっかりと開いてました。
構造的に大丈夫なのかしら?とか思いますが・・・。
(なんせ、地下なので。壁が一枚なくなるというのはね。)
せっかくなので、無駄に都営線の改札から出てみました。

で。
美術館でした。
まずは、竹橋まで歩きました。お堀を眺めつつ。
結構その風景が好きで、ダイナミックな道路は圧巻です。
ただ・・・この日は強風でした。
陽射しは強いのに強風。。
お堀も水走りがきれいでした(遠い目w)


一つ目は工芸館。
ここは建物が綺麗ですねー。
戦時中は司令部の一つでした。
受付で写真撮影の許可をもらうことが出来ます。
腕にシールを貼って、フラッシュは焚かない!これは基本です。

季節柄、花をモチーフにした展示でした。
何回か行ったことがあるので、ほぼ見たことがあるんですが。
着物・日本画・陶芸・漆芸・人形・・・色々なジャンルが見れます。
私は陶芸が好きなので、じー・・・っと見てきました。


さて、次は近代美術館!と思ったら、その手前にある、
国立公文書館に捕まりましたw
ちょっと入りにくい雰囲気なのですが、入館料はいつでも無料です。
公文書・・・というと、ちょっと難しい感じがしますが、そんなことないです。

今回は近代日本がどのようにして出来てきたかを公文書で見ていく展示でした。
廃藩置県とか、憲法とか、銀行のなりたちなんて、知らないことばかりでした。
本当は知っていないといけないんだよなーとも思いましたが。
公文書館は、とても凝ったパンフレットをくれます。
カラー印刷の小冊子です。
帰ってからもじっくり読めます。


いよいよ近代美術館です。
久しぶりに行ったら展示室が変わっててびっくりした。
展示してあるのはあまり変わっていませんでしたが、
見る順番が変わるだけで印象も変わります。

ココに行くと、高村光太郎の『手』を見ます。好きなんですよねー。
あとは岸田劉生の『道』。
でも、今回行って一番見たのは木村伊兵衛『秋田 板塀』です。
以前、テレビで紹介されたのですが、実物を見れました。
とても…とても綺麗な写真でした。

企画展では、1964年の東京オリンピックを取り上げていました。
私でも見たことのあるポスターの撮影話は面白かった。
表彰台とか聖火のトーチ・聖火台の模型などなど色々あって、
当時の盛り上がりがしのばれます。


せっかくの桜は散っていましたが、枝垂桜と海棠がとても綺麗に咲いていました。



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