Enjoy Football -女子サッカー日記-

サッカーを楽しみたい。より深く。たくさんの子ども達と。たくさんの女の子達と。たくさんの仲間と。

ライダーキック

2005年06月22日 | coach
本日の夕方はかすみFC(城南区)のトレーニング。
中高生組のほとんどが試験勉強の為に欠席していたので小学生中心の練習だった。

本日の練習中の1コマ。
浮いたボールをシュートする練習中に、ちょっとボレーシュートをさせてみようと試みて、子供たちに質問してみた。
「お腹あたりにきたボールはどうやってシュートする?」

「ももトラ(トラップ)ボレー」
「ももキック」
「ヘディング?」
などなど。

う~ん。「ボレーシュート」が出てこないなぁなんて思っていたらある子供が一言。
「ライダーキック!!」

おっ!やっと出てきたと思いボレーシュートの説明をしていたそのとき、
「ううん。違う。こうやってボールを蹴るの」といいながら、空手キックのようなボールの正面からジャンプし、つま先で蹴る仕草をして見せた。

「えっそれがライダーキックなの?じゃあ私が言っているのと違うね」なんていいながら、わたしは・・・状態。

そして一言「じゃあそれができたらやってみせて」といって、一応ボレーシュートの見本も見せてこういうシュートもあるよと伝えておいた。

その後のシュート練習で「ライダーキック」を見ることは出来なかったが、今度ぜひ見せて欲しいものである。

シュートはどんな形であれ入れば1点。ゴールに入れることが大事である。ボレーショートでもライダーキックでもいい。ボールに対する執念を発揮して決めてくれればいいのである。

いつか2002W杯ベルギー戦でみせた鈴木選手のゴールのような、あれでジャンプした形の!?ライダーキックシュートを見てみたいな。

それにしても子供の発想はこちらの想像を超える。柔軟で素晴しい発想。そして思いついたままにすぐに口に出すその度胸。
それはわからない時でも同じ。すぐに聞いてきてくれる。もしかしたら何か喋りたくて「はい!」と手を上げたあとに何を質問しようか内容を考えているときもあるかも知れないが。。。
それでも分からないことを分からないと素直に聞けることは素晴しい。

小学生のころよく教えられた。
分からない・できないことが恥ずかしいのではない。
分からない・できないことを黙っておいて、ほったらかしにしておいて、そのままにしておくことが恥ずかしいのだ。

特に何かを向上させようとトレーニングする場においてはわからない・出来ないことが当たり前。分からないことを分かるように・出来ないことを出来るようにするために来ているのだから。

分からないことは分からないと言える度胸、素直さをいつまでも持っていて欲しい。
そして分からないことを分かろうとする,出来ないことに対してできるようになるために正面から向き合って努力する姿勢を持てるともっといいよね。

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
がんばっとるな (元助手)
2005-06-24 08:18:24
ブログちょくちょく拝見させて頂いていますよ。元気で何より。しっかりやってくれ。色々しんどいかもしれないけれど・・・



(写真見て・・着ているものが昔からあまり変わっていないから、今度福岡行く時に何か持っていくよ。楽しみにしておいて)
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ご無沙汰してます!? (監督)
2005-06-24 09:08:02
元助手さん、お久しぶりです。

といっても、私の知っている元助手さんはたくさんいてどなたかが分かりませんが、元助手の皆さんのお顔を一人一人想像しながら書き込みしています。



はい。私はとっても元気です。しんどいこと、たくさんありますが、毎日グラウンドに立つと楽しいこともたくさんあり、しんどいことを上回ってくれるので、幸せな毎日を過ごしています。

これからも更新を怠らないようにしますので、またコメントくださいね。



追伸:お土産楽しみにしています。でも支給された新品物もたくさんあるんですよ。物持ちのいい私は、昔のものでもまだ着用していますが・・・。
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Unknown (現フィジコ)
2005-06-24 13:52:05
失礼しました。

靴のサイズは25.0cmぐらいかな?まぁ~それも含めて何か持っていきます。

しっかりやってください。
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わかりました!! (監督)
2005-06-24 23:29:41
ご無沙汰しております。私も現フィジコさんのブログは拝見しておりますよ。



はい靴ははそれぐらいです。ちなみにスパイクは25.5です。指導者になってスパイクがもつ期間がなが~くなってしまってほとんど買い換えることがなくなりましたが。



もうだいぶお会いしていませんね。ぜひ福岡にいらしたときはご一報を。

お会いできる日を楽しみにしています。
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