軽井沢高校 校長日記 『つれづれ軽井沢だより~乞う「ちょうどええ」』

学校の様子を校長の視点から伝えたいと思い、校長日記を書くことにしました。授業日毎日更新を目指します。ご愛読ください。

 1月31日(月) ええで 202

2011-01-31 19:19:17 | 日記

 今日は1月最後の日。
 寒い朝でしたねえ。
 朝、小諸の家を出るとき、車の外気温表示が-11℃、今シーズンの最低を示していました。
 アメダスによると、今朝の軽井沢では-14.8℃を記録しています。
 寒いわけです。

 午後、「軽井沢アート・コントラーダ」事務局の猪狩さんと池井さんが校長室にお見えになりました。
 「アート・コントラーダ」には、軽井沢町に創作の場を持つ40人近くの芸術家が登録していて、こういう芸術家のみなさんの作品を町に紹介すること、芸術家と町民との接点を探ることなどを目的として設立されたボランティア組織です。
 町長さんが名誉会長、観光会長さん・商工会長さんが顧問になっています。
 今日お見えになったお二人は、周防さんが軽高の授業で特別講師をつとめたという新聞記事をご覧になって、軽井沢高校の生徒のために何かできないか、ということで来られたのです。
 教頭さんと、美術の小嶋先生、演劇部顧問の長嶋先生にも同席していただき、一緒に話をきいてもらいました。
 とてもありがたい話で、担当の先生を中心に考えてもらえることになりましたが、いろいろやれればおもしろいなあ、と思っているところです。

 午後4時からは本年度第2回、通算24回目の「三者でつくる軽高会議」が行われました。
 今日は、盛りだくさんの内容で、話し合いは2時間に及びましたが、それでも時間が足りないくらいでした。
 生徒は30名近く、職員も15名以上が出席していました。
 どちらも「代表」以外の「自主的」な参加者もかなりいました。
 三者のほかに、学校評議員の宗田さんと小井土さんが出席してくれていました。
 また、小諸商業の生徒会役員が見学に来ていました。
 役員の生徒は「軽井沢高校の生徒は、次から次へと自分の意見をしっかりと発言していて、すごいなあと思いました」と言っていました。
 お世辞があるとしても、確かに、今日の「軽高会議」で目立っていたのは生徒たちでした。
 あらかじめ準備してきた内容はもちろん、その場で考えて、自分の言葉で発言していると思われる生徒もたくさんいました。
 
 「軽高会議」の目的は、「よりよい学校づくり」にあります。 
 前回の9月の軽高会議を受けて、「今後の論点を整理すること」を目的に、12月には生徒・教職員の二者で「語る会」が行われました。
 街灯の増設、朝と帰りのバスの便については、その後の働きかけにより改善の方向で進んでいます。
 今回、一番時間を割いたのが、「カーディガンを一番上に着ることを認めてもらえないか」ということについてでした。
 時間のかかる問題ですし、場合によっては制服の是非にまで話が広がりますので、今後も論点を整理しながら進めていく必要があると思っています。
 授業への生徒の取組の状況についても、生徒から提案がありました。
 文化祭のあり方についても、生徒から「頭出し」がありました。
 生徒が「よりよい学校づくり」の「当事者」として動き始めていて、「いいぞ、いいぞ」と思っています。 

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