降らなければいいなあと思っていましたが、やはり天気予報は大したもので、予報どおり夜中に雪が降り始めたようです。
一昔前、1960年代に、アダモという歌手の「雪が降る」という曲が流行りました。
このブログをお読みの方がどれくらいご存じか若干不安もあるのですが、あえて今日のタイトルは「アダモ」としてみました。
「雪やこんこ」で始まる「雪」でも、レミオロメンの「粉雪」でも、中島美嘉の「雪の華」でも、何でもいいのですが、今朝はなぜか「♪雪は降る あなたは来ない・・・」というフレーズが頭に浮かびました。
さて、今朝の雪です。
いつものように、7時前から学校に来て、車のわだちができる前に雪かきを始めてくれた職員がいました。
その後、次々と到着した職員が手に雪かきを持ち、雪をかいてくれて、一旦生徒駐輪場から生徒玄関、ロータリー前、職員駐車場の雪はすべてなくなりました。
しかし、その後も雪は降り続いています。
今度は、いつも朝挨拶をしてくれている先生たちが、挨拶をしながら2度目の雪かきをしてくれたり、生徒昇降口の雪をどけたりしてくれました。
いつも思うことですが、それぞれが気付いてどんどん動いてくれるすばらしい職員集団です。
その頃に駐車場から撮ったのが写真です。
右の茶色は玄関前の屋根です。
中央が玄関前ロータリー。
左側に正門、一番左に工事現場。
いつもロータリーの向こうで挨拶をしています。
この雪景色は朝のうちだけで、日中は雪かきをしてくれたところからどんどん雪が溶け、昼間のうちにほとんど雪はなくなりました。
週末はまた雪の予報だそうで、ちょっと心配しています。
今日は職員会議があり、冒頭で村上龍さんの『希望の国のエクソダス』(2000年単行本、2002年文庫本化)という作品の話をしました。
「エクソダス」とは「脱出」のことです。
この作品は、大人社会に対して中学生が反乱を起こし、独立国家をつくるというストーリーで、一応「近未来小説」ということになっていますが、実にリアリティーがあり、初めて読んだときに衝撃を受けた記憶があります。
リーダーの中学生が言います:「この国には何でもある。本当にいろいろなものがあります。だが、希望だけがない」
子どもに希望を持たせるべきは誰なのか。
子どもに対する大人の責任とか役割というものについても考えさせられました。
少し長めの小説ですが、また時間を作って読んでみようと思っています。
スピードスケートの県高校新人戦で、金沢さんが1000mで8位になったそうです。
雪の影響で、競技開始時刻が遅れた上に、リンクコンディションがよくないために、自己記録の更新はならなかったそうですが、1000mでも確実に成長しています。
明日は、前期選抜の合格発表があります。
発表する側も気の抜けない緊張した1日になります。