二港物語

アメリカン航空が就航　中部新空港にシカゴ便 (共同通信) - goo ニュース

中部国際空港は、国内線のほとんどと国際線の全てが今の名古屋空港から機能を移してきます。
国内線で中部国際空港へ来た人がそのまま国際線へ乗換えできるようにする、いわゆる「ハブ」としての
機能を期待されているわけだから、アメリカ本土への直行線がもっと増えてもらいたいものです。
シカゴはアメリカン航空のハブの1つだし、サンフランシスコとデトロイトも、ユナイテッド、ノースウェストの
ハブ空港なので、ハブ空港同士が結ばれる形となります。

もう1つ注目すべきところに、中部国際空港の開業と同時に、今の名古屋空港は
小型機以外は基本的に発着しないことになります。確かに名古屋空港は都心部からは比較的
近かったですが、車でしか行くことができない上、そこまでの道路もしょぼくて、空港も狭いので
正直なところ新しい空港になったほうが便利だと思います。

伊丹空港の騒音対策費、利用者負担５００円検討 (読売新聞) - goo ニュース

こちらは失敗例。そもそも、関西空港が完成した時点で、伊丹空港は小型機以外は使わないとか、
そうした大胆な政策を取れないまま、どっちつかずの状態になっていると思います。
個人的には広々とした関西空港のほうが好きなのですが（確かに空港内のマックは「本土」に比べて
値段が高いし、大阪市内までは電車に乗っても結構時間とお金がかかる）、関西空港も、元々は
「アジアのハブ空港」として売り出そうとしたのにもかかわらず、関西の主要空港にすら
なりえていない状態です。その上、伊丹空港で利用者に「騒音対策費」という意味不明の名目で
500円出させておきながらも（少し前の日経新聞には「騒音対策のため」伊丹空港を小型機のみの
離発着に制限するというのと大いに反する）、加えて、なぜか神戸市沖にも空港を作っている現状では、
いったいどういう航空行政をしているのかわからなくなるのも当然かと思います。

ちなみに、再来週の週末に大阪行く予定ですが、マイルを貯めまくりたいので、
新幹線ではなく飛行機、それも関空便を使おうかな。