日本の民主党がブログを始めたらしい

先月半ばにあった、ブッシュ大統領が兵役逃れをしたというタイプライター打ちの決定的文書を、
CBSの「60 minutes」がスクープとして紹介したところ、実はこれは偽造だったという事件を
思い出します。「何番目」という意味で使う"th"の位置が、当時のタイプライターでは
表示できない形式だったということを、共和党寄りの大手ブログがまず伝え、
それがどんどん広がり、CBSも半ばニセモノであることを認めた、という事件です。
これを雑誌"TIME"では「ブログってすごいんだな」みたいな書き方をしていました。
逆に「60minutes」の元プロディーサーは「パジャマ着たリビング評論家は黙れ」みたいな
ことを言っていましたが。

別にこれと同じことをやってくれとまでは言いませんが、アメリカでもやっとブログの奥深さが
わかりだしてきたものだし、日本では永田町どころかインターネットに未だに疎いマスコミ
（特に新聞社系）にとっても新鮮じゃないかと思います。この先どういう活用のされ方をするのか
また、何らかの新しい流れになるのかは、注目するとおもしろいかと思います。