ハングルな日々

2001年に「イブのすべて」を見て以降、見た韓国ドラマ・映画は数知れず。すっかり韓国の虜となった日々・・・。

クォン・サンウ主演 『美しき野獣』@ジャパン・プレミア試写会

2006-01-27 | 韓国映画
クォン・サンウ、ユ・ジテ主演の映画「美しき野獣」(原題:野獣)のジャパン・プレミア試写会に行ってきましたぁ!!中野サンプラザは熱気ムンムン。開場前だというのにチケットを持っている人の長蛇の列。ひと、ひと、ひと!中野サンプラザ前ではサンウファンを捕まえようと生写真やら下敷きやら沢山売ってました。(ブログの写真は会場で配れた記念品です)

開演は8分遅れ。視界は映画パーソナリティの伊藤さとりさん。大阪の会場と中継をつなぎ御堂会館の様子を会場に映し出しました。大阪会場は盛り上がっているのか微妙でした・・。会場の声が全く聞こえず、司会の方が一人で盛り上がっているようにも見えたからです。。どうだったのでしょう。

そして、ついに登場かと思いきや、スペシャル映像が流れ始めました。「美しき野獣」のプロモーション映像が流れ、クランクインの様子、釜山映画祭の模様、クランクアップの様子、、ワールド・プレミアの様子、、そして本日ジャパン・プレミアを迎え、、、控え室が映し出されました。。。そこにからクォン・サンウとユ・ジテらしき人が出てくる様子が映し出され、会場に向かうまでを撮影、、、、そして、、ついてに!じゃーーん!会場正面スクリーンにクォン・サンウとユ・ジテの影が映し出されました。ここで会場大興奮!そ、そしてスクリーンがあがり、ついに登場です!

あちこちから、「かわいい~」の声。クォン・サンウは全身黒のスーツ。胸元を大きくあけていました。ユ・ジテは黒のジャケットに白っぽいズボンで登場。そしてクォン・サンウの最初の挨拶。(通訳はお馴染み根本理恵さん)

「アンニョンハセヨ~ クォン・サンウイムニダ~」

一応根本さん訳してましたが、これくらいは皆さん分かりますよ~(^^

「この映画『美しき野獣』を気に入ってもらえたら嬉しいです。」とコメント。

そして
ユ・ジテ、キム・ソンス監督が続けて挨拶をしました。

ここで大阪会場のカメラに向かっても挨拶。
クォン・サンウとユ・ジテが肩を組んで仲良さそうに挨拶をしていました。

ここからはインタビュータイム

「今の気持ちはいかがですか?」の問いに対して

キム・ソンス監督
「映画を通じて他の国の方と心を通わせることが出来るのは嬉しいです」

クォン・サンウ
「この映画は愛があり、正義があり、アクションがあり、そして涙もあります。ノワールというジャンルの映画ですが、多くの女性の方にも共感してもらいたいです。」

ユ・ジテ
「この映画は情熱をもって撮りたいと思っていました。」

とそれぞれコメント。(コメントは長かったので覚えきれず割愛してます)

それから、それぞれに質問タイム

「出演の決め手、演じてみての感想は?」

クォン・サンウ
「この映画の役は他の俳優達が皆やりたがっていると聞きました。強い男に見えるけど実は弱い男の役です。」

「役の魅力、印象に残っているシーンは?」

ユ・ジテ
「緻密な役だったのでセリフをすごい練習しました。クライマックスでオ・ジヌの感情が爆発するシーンがありますが、魅力的に感じるよう努力しました。」

とそれぞれコメント。(コメントは長かったので覚えきれず割愛してます)

そして最後の挨拶。

キム・ソンス監督
「2人の俳優が出演しているアクション映画というより守るべきものは何かを考えて作りました。クォン・サンウは危険なシーンも自ら演じ、ユ・ジテは心の変化をどう表現するかを考えて演じました。そんな2人の努力を見てください」

、、、とここで大阪会場との中継が終わってしまいました。。。。。そして中継がとぎれた後、

クォン・サンウ
「撮影中怪我が絶えませんでした。でも撮影中に元気が出たのは皆さんが見に来てくれると信じていたからです。皆さんの姿を忘れずに心に刻んで帰りたいです」

ユ・ジテ
「皆でベストをつくして情熱をもって作りました。作品を見て評価をして下さい。」

とそれぞれ最後の挨拶を。

その後マスコミのフォトセッションがあり、、、あっという間に終了。。。えーーーというブーイングの中舞台をあとにしました。クォン・サンウは最後に親指をたてて去っていきました。このポーズは映画を見たら分かります。

7時8分に始まり7時15分頃登場、そして7時45分には会場をあとにしました。30分も舞台にいたことになります。でも私には10分くらいに感じるほどあっと言う間。そしてついに映画がスタート。

過激な若き刑事チャン・ドヨン(クォン・サンウ)は義弟が殺害されたことをきっかけにその犯人の逮捕に力を入れる。そしてエリート検事オ・ジヌ(ユ・ジテ)もまた、社会を腐敗させている大物黒幕の逮捕に全力を注いでいた。追っている犯人が同じであることから性格もバックグラウンドも違う2人が出会い、、そして思いもよらない結末が待っていた・・・

舞台挨拶をきいたあとの映画鑑賞だったので、見ていていろいろと納得感がありました。クォン・サンウが言っていた「愛」と「正義」というキーワード、そしてユ・ジテが言っていた「クライマックスでのオ・ジヌの感情が爆発する」ということ、そして監督が言っていた「守るべきものは何かを考えてつくりました」ということ。ああなるほどと。そーゆーことだったのかと。そう、、つまり「愛」を守りたかったのはクォン・サンウ扮するドヨン、そして「正義」を守りたかったのはユ・ジテ扮するジヌ。その2人の思いが強くなり、、そして悲しいかな、、破滅していく姿を見るわけです。

クォン・サンウファンにはちょっとこの映画は辛かったと思います。結末もしかり、、ドヨンが見せたあの切ないまでの涙は辛いはず。この映画は韓国ではR15指定になりました。確かに激しい暴力シーンがかなりあります。思わず目をそむけたくなるシーンも。私は一切目をそむけることなく最後まで見ました。(心臓が弱い方は控えたほうがいいように思いますが。。)涙は出ません。。ただ、重い空気がのしかかっている感じが今だ冷めないのです。人間の弱い部分を全面に表した映画でした。全く想像だにしない結末に凍りました。こーゆー映画は結構好きだったりするのですが、あまりの重さに、、なんとも評価が難しいです。

ただ、クォン・サンウの演技、ユ・ジテの心の描写などが素晴らしく、それだけでもこの映画は見る価値があるのかな。と思います。

評価:★★★★☆

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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
うたやましいです! (cocoan)
2006-01-28 02:57:44
こんにちわ、cocoa改めcocoanです。

わー、試写会行ったんですね!

情報が入ってこなくて、どうなったんだろうと思っていたので、すごく嬉しいです。

30分も一緒にいられたなんて、よさすぎです!!

映画はかなり辛そうですが、覚悟して見たいと思います。

素敵な時間が過ごせてよかったね~

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cocoanさんへ (管理人)
2006-02-05 20:24:33
cocoanさんへ

管理人のkaoriです。こんにちわ。そうなんです!試写会にいけたのはなんと抽選で当たったからなんです!だめもとで応募してみるもんですね。映画はかなり重いですが、サンウssiファンの方なら目をそむけず見るべきですね☆

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こんにちは (ぴょん)
2006-02-16 15:29:14
こんにちは



出演者が舞台挨拶する試写会に当たったなんてナント羨ましい

ただの試写会にもハズれ 早速レディースデーに行ってきました(笑)

見ごたえがあって面白かったですが

さすがにあのラストは想像できなかったです

ふたりにとっては 代表作として文句ないと思いました

TBさせてくださいね
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