日々妄想で暴走

萌えを追いかけ生きてゆく

花の嫁入り-清酒奇譚 妖狐録- (CV.千渡レナド)

2021年09月11日 | その他

人ざる者──お狐との指切りは、針千本では破れぬよ?
半人前の妖狐と、一途なアナタ。両片想いの切ない異類婚姻譚。
「昔、黄金色でふかふかの尾っぽが好きだと、抱き締めてくれたじゃろう?」
隣人の占い師・橙也に、長年の片想いをこじらせているアナタ。
好きになったきっかけは、幼い頃、神隠しで出会った優しい妖狐に似ていたから。
しかし妹のように可愛がられるばかりで、女性として見てもらえる気がしない。
告白する前から諦めた初恋。
橙也の正体が妖狐であることも、妖狐がアナタを嫁に取るつもりで
成長を待っていることも知らずに──。

シナリオ:雨宮だりあ 制作:iris quartz (2020年)

 

「退屈娘は更生できない」で初聞きして、機会が出来たのでレナドくんメインの作品も
聞こうかなって気になった次第。比較的最近の作品を選んだのはまぁ、今に近い方が
聞きやすいかな?って思ったから。言っても2019年がジャンル初登場らしいし、
今後出てくる人なのか見極めたい的な意味合いもあっての作品のチョイスです。

お狐さまとの異種間婚姻譚でした。
幼い頃、ヒロインが神隠しで出会って、二十を超えてから、とある切っ掛けで
再び妖狐の彼と会って…ってお話です。

ぶっちゃけ橙也は妖狐で大人になるまでヒロインを見守ってた人でヒロインの
初恋のひとでもあると。
これが分かってから告白タイムに入るんだけどわりとすんなりいかないという。
妖弧的には橙也じゃなくて「妖弧」として好きになってもらいたいし、傍にいたい。
と言うのが彼の第一命題だったのかな。一応、回りくどい事情があって、そこも関係してて
一時、強引にコトを致してしまうんだけど、まぁそれも仕方ないか、とそれなりに納得できるので
そこまで話は破綻してなかった印象です。
最後の方で心通じて橙也としてヒロインを抱くんだけど、そん時の性急さというか
コトの進め方にはちょっと笑ったけどwこれは、キャストがどうのの前にシナリオの気もするがw

妖狐としてヒロインに胸の内をぶちまけるシーンの物言いとか雰囲気とか、
わりとぐっとくるものがあったかな、私的には。
妖狐の時と橙也の時だと微妙に話し方が違ってて、その混ざり具合も好きだったし。

リップ音はもう少し変わっていきそうな雰囲気もあるかなぁ、のレナドくん。
(彼に今後もこのジャンルをやる気があるのかがまず分かんないけど)
4,5作で技術が確立する人はそうそういないし、出てきたら、勘を頼りに聞いていこうかと(笑)

 

ちなみにシリーズ他作品の感想は
白蛇編(河村眞人) 
龍神編(テトラポット登) 

 


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