
出演:テトラポット登 凛星 凛 白崎 コウ
交易の盛んな海に面する港町・セアヘイブン。
この町を巡って、4つのマフィア組織が熾烈な縄張り争いをしている。
穏やかだったこの港町は、他国との貿易で生まれる利益を求めてマフィアが介入してきたことで、
犯罪都市と化していた。
常に諍いは絶えないが、活気に満ち溢れた港町の片隅で、古本屋を営むあなた。
そんなあなたの元に、常連客である情報屋が現れる。
目の前に提示された仕事は、ある人物の暗殺。
その人は、セレーナ・ファミリーの重要人物だった――。
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Target04 ラータ Story
今回のターゲットは、
セレーナ・ファミリーのコンシリエーレ・ラータ。
表では、チャラいと評判の彼だが、裏ではボスに代わって汚れ仕事の一切合切を担っている、
残忍な男らしいと噂だ。
ターゲットであるラータに近づくべく、セレーナ・ファミリーの拠点である教会に
「入信者」として赴きラータとの面会を果たすが、あなたに突き立てられたのは鋭いナイフだった。
洗礼を受け、信者となったことで、ラータと共に過ごすことに。
祈りを捧げ、民の希望を聞き、つつましやかに暮らす日々の中で、ある事件が起きる。
その夜、ラータがひとりで出かけるのを見かけ、暗殺のチャンスを掴むために後を追ったあなた。
そこで見たのは、ラータの隠された素顔だった。
死と隣り合わせの任務の中で、
あなたの中に芽生えた気持ちとは――。
シナリオ: 卯木悠里 制作:ラミナプラネット (2024)
購入してたけど、2ヶ月くらい積んでて聞いてなかった作品。気持ちが向いたのもあって聞きました。
結果、私の好き!をいっぱい叩き出してきたシロモノでした。
は~恐ろしきはテトラくん。アーレン聞いた時と気持ちの上がり方ちょっと似てるんですけどw
潜入ミッションって言うストーリー設定と敵対関係なのも、個人的に燃えるシチュエーションなのに
加えて、ヒロインちゃんのキャラ設定よ…!
だからこそ、ヒロインちゃんへのラータの絡み方がキャラクター性を表してる感じだったし、
彼女との相互作用がすごい好きでやられたって感じ。
チャラいっちゃあチャラいラータ。けど絶妙に闇背負ってる感じで、一癖も二癖もありそうな
手の内を簡単には見せてくれない雰囲気のひと。
思わず、この機微をよくぞ聴かせてくれた…!って拝んでしまう時が何度あったことか。
裏があるとか秘密があるとかそういう要素ってモロ出しされすぎると萎えちゃうけど、
テトラくんはその匙加減がとっても上手いので美味しく聴いていられた。
好きな相手だからこその真正面から見られると照れるし暴走しそうって、なんてこと言うんのよ…!
ラータくんよ!可愛すぎないか!その思考の方向性!
そして、ヒロインちゃんに宿った新しい命をまえに、迷いなく一緒に育てたいって口にする言い方も
彼女に語り掛ける口調全てが優しくて、いいエンディングを聴けたなぁと思えました。
あぁやっぱり、テトラくんの表現する感情芝居、大好きだわ。