カンテレあんさんぶる

シベリウス&モ-ツアルト

カンテレは ”北欧のハ-プ” といわれるように、コンサ-トカンテレでは時々ハ-プの曲を演奏することがあります。

昨年カンテレキャンプに参加した時、エヴァさんは”シベリウスが唯一ハ-プのために作曲した曲があるのよ”といって渡してくれた曲。
タイトルもそのまま ”ハ-プのために” 。
この曲は凍てつく冬空に流れ星がス-ッと流れ落ちてくるようなとても素敵な曲です。

そして今年エヴァさんはモ-ツアルトがハ-プのために作曲した ”グリッサンドワルツ”  という曲を下さいました。
この曲はモ-ツアルトらしくちょっといたずらっぽく3拍子の軽いリズムにのって随所にグリッサンドを駆使してあり弾いていてとても楽しい作品です。

シベリウスの曲は品のある大人というイメ-ジ、モ-ツアルトの曲はあどけない可愛らしい子供が楽しんでハ-プを弾いているというようなそんな曲です。

作曲者が違うとこんなにも違いがあるのかと思わせるような2作品です。
いつかこの2曲を対比させながら演奏してみたいと思っています。

愛読者の皆様 是非 聴いてくださいね。

*注釈
グリッサンド (伊:Glissando)とは、一音一音を区切ることなく、隙間なく滑らせるように流れるように音高を上げ下げする演奏技法。
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