コンクールに出てみませんか と言われて練習もして飛行機も取ったのに出発の3日前にパスポートが切れているのに気がついて泣く泣く出場を諦めた事がありました。
でも今にして思えばその頃コンサートが多くとても疲れていてもしこの時フィンランドへ行っていたら私はきっと疲れ果ててコンクールが終わった時点で寝込んでしまったかもしれないと思います。
フィンランドへ行けなくなってホッとした自分がいました。
そして
その時、私はコンクールに縁のない巡り合わせなんだと思っていました。
でも
今回無事に出場出来てホッとしました。
そして特別賞としてブロンズの素敵な11弦カンテレを頂きました。
コンクールが終わり審査中にはロビーでアヌさんのワークショップがありました。
私が頂いた賞は
アレンジメント特別賞
と言うのでした。
参加者の殆どの方々は当然フィンランド作曲のものだったようですが、
私は
日本の伝統曲をフィンランドの楽器で演奏したとのことでの受賞でした。
曲名は
雪やこんこん〜江戸の子守唄〜さくらさくら
で約10分間の演奏でした。
私の出番はプログラムの最後でしたので、他の方々がどの様な演奏をしたのか殆ど聞く事が出来ず残念でした。
全く緊張感もなく落ち着いて弾けたのですが、楽器は2日程前に借りたエヴァさんのでしたので、楽器の音のボリューム感などがよくつかめていなくてボリューム感が足りなかったようです(聴いた方の感想から)
これは仕方ないかなぁ。
そして特別賞としてブロンズの素敵な11弦カンテレを頂きました。
このカンテレを頂いたのは私だけでした。
とても嬉しかったのですが、さてどうやって日本に持ち帰ろうか?と思案にくれました(苦笑)
音を鳴らして見るととても響きが豊かで深みがありました。
そして紫の美しいシルクのスカーフも頂きました。
これからの季節に使えそうです。


コンクールが終わり審査中にはロビーでアヌさんのワークショップがありました。
指導の仕方などとても参考になりました。


色々なカンテレも売っていました。

エルッキさんにはイロマンツィカンテレキャンプで15弦カンテレの制作の指導を受けたことがあります。
お元気そうで嬉しかった。
彼はいつもニコニコしていてホッと心の和む方です。
