皆無斎残日録

徒然なるままに、日々のよしなし事を・・・・・

内部告発というもの

2009年05月02日 18時05分34秒 | 随想

時折、道義心とか社会的正義とかを理由に、内部告発によって組織の不正が明るみに出ることがあります。マスコミもまたその勇気を褒め称えるような論調に支配されがちです。何のことはない、裏切り者ではないですか。なぁ~に、他人が吸っていた甘い汁を自分が吸えなかった嫉妬か、組織内での不遇に対する腹いせです。そして裁判にでもなれば告発者には例の市民団体というものが支援に乗り出します。「市民」という語を標榜したイデオロギスト・政治活動家です。私はこのような内部告発をするような人間を友人・知人に持ちたくありません。だって、いざとなれば、彼らは道義や正義というものを持ち出して自己を正当化して、いとも簡単に裏切や背信を行うでしょうから。如何に苦悩した果ての告発であったか、などと臆面もなく得々と語る姿には、偽善と欺瞞以外の何物をも見ることができません。そのうえ本まで出すなどは笑止千万です。

自戒
正義だとぉ~!?それは疑わしい。人は欲で動くものである。



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