カンレの日記

還暦の年から始まったブログ、いつの間にか古希そして喜寿を迎えた日々のこと。思いのままに。

ボランティアの考え方・義姉の声

2011年03月23日 | 東北関東巨大地震

ブログ友達のバジルさんのページで

ボランティアについての考え方の投稿がされていました。

私自身も、考え方の一つとて、とても勉強になったので

リンクをしておきます。

読んでみてください。

バジルさんのページは ↓ こちらです。

Boke帽子・「こうめ」の「布ぞうり」

そんなことを考えていた今日

突然電話のベルがなって・・・震災後初めて聞く義姉の声が聞こえてきました。

私は、声を聞いたとたんに涙声になっていましたが

義姉はしっかりとしたいつもとかわらぬ声で

津波を受けた当時のことを語ってくれました。

あの日は、病院に行った帰り石巻市内に住む娘のところに寄って

お茶を飲んでいた時だったそうです。

突然の地震、そして間もなく津波が押し寄せてきて

二階の物干しに避難して

保冷車などが流されていくのを目の当たりにして

それはそれは恐ろしい光景だった。

もうこれでおしまいかと思って

義姉(73歳)と娘(45?)は抱き合って

「お母さんと一緒でよかった・・・」と娘は話したという。

そして、ずぶぬれになった状態の二人は

そのまま二晩を、そこで過ごしたあとに助けられたという。

奇跡としか言いようのない現状だったと思う。

でも、助かってよかった。

夫と義姉は、初めて兄弟の声を聞いたと喜んでいた。

同じ市内に住むほかの兄姉とは

近くても、まだ電話が通じない状態のようです。

今は、親戚の家にお世話になっていて自家発電もあるので

不自由はしていない。安心するようにとのことでした。

とにかく、助かってよかった。

そんな、不幸中の幸いを確認しあった感動の日でもありました。

まだまだ現地に行くことはできません。

コメント (6)
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