30過ぎた息子は、帰省しても飲んで食べていくだけで、特に親がしてもらった記憶がなかった。そんな息子が、先週パソコンを買ってくれた。
そりゃぁ、ありがたいんだけれど・・・親というものは貧乏な息子も心配だし、親のために金をつかってくれれば、これもまた心配だ。複雑な心境だ。いろいろ考えているときりがない。ま、今回は、手放しで喜ぶことにしよう。
そして、入れ違いに北海道から娘が来て、昨日帰っていった。まあこの娘はしっかりしていて、父の日、母の日欠かさず贈り物をくれるし、小さい時からしっかりしていて、親が説教されるほど・・・今でも、おちょこちょいな私は、素直に娘の言うことは聞き、何かと相談する。
「老いては子に従え」 はいはい。
その娘が、なんと今回は熱を出してずっと寝ていた。嫁に出した、娘を充分看護してあげられ、母娘で久しぶりにコミュニケーションが取れたような。変な充実感?母性本能よみがえった?
三十路をだいぶ回った娘だが、やはり親と子だ。甘えたり甘えられたり、何歳になってもこんなこと必要なのかなと思った。
「しっかり娘」というのは、実は、親ばか100%。のろまな娘に婿さん苦労しているらしい。
朝ごはんはちゃんと作ってる?帰ってきたときには食事ができている?病気になったら、おかゆ作って看病してあげてね。
こんなことを思いながら、パソコンセットアップがやっとできた時は夕方になっていた。インターネット、ハヤーッ!