別所沼で行われたヒヤシンスハウスの夢まつりに出かけてきた。
かつては、湿地帯だった別所沼は、すてきな公園に変貌している。
詩人の原子朗さんの講演。
なぜ、立原道造は、長崎に行ったのか。
その後の立原道造をめぐってのシンポジウムも興味深いものだった。
内容については、いずれ主催者からまとめが出ると思う。
朗読で聞く立原の詩は、本当に心地よい。
小山正孝の詩集や感泣亭秋報も展示されていた。
その後のフルートの演奏も素晴らしく、心地よいひとときだった。
このまつりは、文学だけでなく、市民のまつりの延長線上に位置づけられていること、
様々な分野の人が関わっていることに特徴があると思った。
文学が孤高を誇るのでなく、地に降りてくる。
このことを嫌う人も多いと思うが、わたしは賛成である。
ヒヤシンスハウスの前には、こんなアートがかざられていた。