カンコンカンとぼやきの鈴が今日も鳴る

時事問題、趣味、思いついたことについてのべていこうというブログ

ホントに釈明が好きなお方だ(笑)

2010年01月19日 | 政治
首相の「闘って」発言、広がる波紋(読売新聞) - goo ニュース

 鳩山首相が小沢氏に「検察と闘って」とエールを送った件で、またしても鳩山首相の得意技が出た(笑)

 そう「釈明」である。

 この人物の発言をまともにとらえるのはもはや、アホと認定される事と同義であるため、このたびの「闘って」発言を最初に聞いたときに「明日には釈明するだろう」とか思っていたら本当に「釈明」していた(笑)ここまで行動の先が読める人物もはっきりいって珍しい。

 しかし鳩山氏の言葉が信用は置けないからと言って、まったく無意味というわけではない。鳩山氏個人の言葉であればはっきりいって何の価値もないのだが、肩書が意味を持たせてしまうのだ。

 そう・・・
 彼の肩書は「日本国の内閣総理大臣」なのだ。

 内閣総理大臣という肩書が彼の無価値な発言に意味を持たせてしまう。彼の発言は当り前だが、検察官に対して圧力になった事はまず間違いがない。権力を持つものは発言に最新の注意を払わなければならないのは常識だ。それがないからこの人物は考えなしの発言ができるのだろう。今上天皇陛下は自身に政治権力はないが、自分の発言がどれほどの影響力を与えるかを十二分にご理解されている。だからこそ、お言葉を慎重に選ばれておられるのだ。

 鳩山氏が信念を持って、小沢氏に「検察と闘って」というのならまだ、民主党の支持者(私は支持していないが)は鳩山氏に対して頼もしいという感情を持つだろうが、このようにすぐに「釈明」されてしまえば、「オタオタしやがって!!」という怒りにも似た失望感を持ってしまうのではないのか?

 そのあたりが昨今の内閣支持率の急降下に表れているのだろう。

 釈明(言い訳ともいう)が好きな人ははっきりいって日本人ではうまくいかないだろう。
 鳩山内閣は、果たして今年度いっぱい持つのだろうか?多分強行採決で22年度の予算案を通すことだろう(笑)いわゆる数の暴力というやつだ。

 かつて野党時代に自分たちが批判していたやり方を自分がやることになる。今度はどんな「釈明」をするのだろうか?

コメントを投稿