一陽来復(いちようらいふく) あわてず・あせらず・あきらめず

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二十四節気「啓蟄」ー 春に向かう森羅万象

2024-03-04 15:42:01 | サポート便り

 

2024年の啓蟄は、3月5日から3月19日です

啓蟄(けいちつ)とは、「冬ごもりをしていた虫たちが土の中から出てくる頃」という意味で、

春の気配を感じて、冬ごもりをしていた虫たちが活動を開始する頃を表しています。

啓には「開く」「開放する」などの意味があり、蟄には「虫などが土の中に隠れて閉じこもる」という

意味があります。

「けいちつ」という言葉の響きや意味が印象的ということもあり、啓蟄は春の季語としても人気です。

二十四節気では、啓蟄の次は、昼夜の長さがほぼ同じになる「春分」となります。

 

これまでの寒さが和らぎ、あたたかな気候になってくる頃ということです。

まもなく、春の花たちもいっせいに花を咲かせるでしょう。

その一方、3月から4月頃にかけては、雨の多い時期でもあります。

関東から西の地方では、しとしとと雨が降り続くこの時期のことを、「菜種梅雨(なたねつゆ)」と呼びます。

菜の花が咲く頃の雨であることから、その名が付いたそうですが、別名では「催花雨(さいかう)」とも言うそう。

菜の花をはじめ、さまざまな花を催す(咲かせる)雨という意味です。

いずれにせよ、花を咲かせるための雨なのです。

静かな春の雨の日には、心を落ち着かせ、これまでのことに向き合い、これからのことを思いましょう。

新しい花を咲かせるために。

 

3月(啓蟄、春分の頃)が旬の食べもの

土の中から顔を出すのは虫ばかりではありません。

土筆(つくし)が顔を出し、ゼンマイなどの山菜も採れ始める頃。

春の山菜には独特の苦味がありますが、実は、この苦味やえぐみが、冬の間に縮こまっていたからだに

刺激を与えて、からだを目覚めさせてくれるのです。

 

野菜・果物

うど、蕗(わらび)、春大根、分葱(わけぎ)、浅葱(あさつき)、

韮(にら)、土筆(つくし)、木の芽、蕨(わらび)、  

ぽん柑、 伊予柑(いよかん)、金柑(きんかん) など

魚介

鯵(あじ)、鰤(ぶり)、細魚(さより)、飛魚(とびうお)、 

白魚(しらうお)、蛤(はまぐり)、水雲(もずく)、 など

 

 

 


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