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春キャベツ ー 胃壁を守り、免疫を高め、ビタミンCの宝庫

2024-02-27 17:14:00 | 食養生

 春の食材 収穫間際の春キャベツ畑

 

甘味がおいしい、春キャベツの収穫時期は春〜初夏

3月から5月ごろにかけて、スーパーでも頻繁に見かけるようになる春キャベツ。やわらかくて甘みがあっておいしいですよね。

ビタミンCやビタミンK、カルシウム、食物繊維のほか、うまみ成分であるグルタミン酸を含み、生でも加熱しても食べやすい便利な野菜です。

ところで、「キャベツ」の種類が出荷時期によって分類されていることをご存じですか。

よく知られているのが、秋ごろに種をまき4~6月に収穫する春キャベツ、夏に種をまき11~3月に食べごろを迎える冬キャベツです。

収穫の時期だけでなく、生産地も味わいも異なります。春キャベツの主な産地は、千葉県の銚子、神奈川県の三浦地域などです。

関東以西の西南暖地で最も栽培しやすく、暖かい地域なら冬でも栽培できます。

 

春キャベツはビタミンC・U・Kなど栄養分が豊富

春キャベツは栄養分を豊富に含んでいます。代表的な栄養素と期待できる効果は下記のとおりです。
 
栄養素 期待できる効果
ビタミンC 皮膚や血管の老化防止、抗酸化作用
ビタミンU(キャベジン) 胃粘膜を修復し、胃の働きを整える
ビタミンK 血液凝固の促進、骨を丈夫にする
カロテン 生活習慣病の予防
カリウム 利尿作用、体内の塩分排出、むくみ予防
食物繊維(不溶性食物繊維) 便のかさを増して便通を促す
 
冬キャベツも上記と同様の栄養素を含みますが、春キャベツの方がビタミンCやカロテンが豊富とされています。
 
 
 
毎日生キャベツを食べるとどんな効果があるの?
 
むくみの改善や、高血圧の予防に効果が期待できます。 カリウムは水に溶けやすく、茹でたりすると失われやすい栄養素です。
 
生でも食べられるキャベツは、カリウム摂取にもおすすめの食材といえます。
 
また、キャベツには体に吸収されやすいカルシウムが豊富に含まれています。
 
カルシウムは、神経の働きと深く関わっているので、キャベツは自律神経を整えるのに効果がある野菜です。
 
 
出典:Shufoo!プラス 2023.01.25 記事より