初めての遠藤周作
先日、中古書店にふらっと立ち寄った際、なにげなく本棚を眺めていたら、遠藤周作の列に目がとまった。
そういえば遠藤周作の本って読んだこと無いなあと思い、手を伸ばした。
購入したのは、『悪霊の午後』上下。普通、『沈黙』や『海と毒薬』だろうという声が聞こえてきそうだが、メジャーどころは後に回すことにした。
ちなみにこの作品は、遠藤周作の著作の中でも「異色作」なんだそうだ。うーむ^^;
今日の朝、電車の中で読み終わった。
感想はというと、、大変、良かった。
難しい文体なのかなあと思っていて敬遠していた私がバカだった。
ちなみにこの『悪霊の午後』が「異色作」と評されるのが分かる気がする。
平易な言葉で言ってしまうと、現代を舞台にした和風エクソシストみたいなものかしら。
主人公は作家で、一人の女性に出会ったことによって、彼の周りの日常が狂っていく様が恐ろしい。ホラーと言うより、戦慄を覚えるストーリー展開。
でもさすが大御所なだけあって、おどろおどろしさを与えずに、淡々とした描写で恐怖を演出するのは流石です。
遠藤周作自身がキリスト教徒だから、この「悪魔払い」に興味があって書いたのかしら。
松本清張は文体がなじめず、正直好きではないのだが(作品は面白いが)、
遠藤周作は大丈夫だ。なのでこのあといろいろ読んでいこう。
先日、中古書店にふらっと立ち寄った際、なにげなく本棚を眺めていたら、遠藤周作の列に目がとまった。
そういえば遠藤周作の本って読んだこと無いなあと思い、手を伸ばした。
購入したのは、『悪霊の午後』上下。普通、『沈黙』や『海と毒薬』だろうという声が聞こえてきそうだが、メジャーどころは後に回すことにした。
ちなみにこの作品は、遠藤周作の著作の中でも「異色作」なんだそうだ。うーむ^^;
今日の朝、電車の中で読み終わった。
感想はというと、、大変、良かった。
難しい文体なのかなあと思っていて敬遠していた私がバカだった。
ちなみにこの『悪霊の午後』が「異色作」と評されるのが分かる気がする。
平易な言葉で言ってしまうと、現代を舞台にした和風エクソシストみたいなものかしら。
主人公は作家で、一人の女性に出会ったことによって、彼の周りの日常が狂っていく様が恐ろしい。ホラーと言うより、戦慄を覚えるストーリー展開。
でもさすが大御所なだけあって、おどろおどろしさを与えずに、淡々とした描写で恐怖を演出するのは流石です。
遠藤周作自身がキリスト教徒だから、この「悪魔払い」に興味があって書いたのかしら。
松本清張は文体がなじめず、正直好きではないのだが(作品は面白いが)、
遠藤周作は大丈夫だ。なのでこのあといろいろ読んでいこう。