上小田井ステーション マンション長期修繕委員会

長期修繕委員長日記 管理員室電話FAX:052-505-8998

★耐震診断について

2006-04-26 | 理事長のひとりごと
先般配達された、生活情報誌に住まいの安全チェックシートが載っていました。
ご覧になった方も多いと思います。
内容を書き出し、上小田井ステーションではどうなっているか、回答をしてみます。

集合住宅編

□ 設計図書はありますか?
  ※目に見えない構造を知る上でなくてはなりません。
構造計算書 構造設計図 意匠設計図があります。

□ よう壁や外溝の底に亀裂がありませんか?
  ※管理組合が点検しなくても法律違反となるわけではありません。住民一人一人がチェック役になれば安全性もたかまるかも
私が見た限りでは見当たりません 皆さんもチェックしてみてくださいね

□ マンション全体にの外壁に亀裂や汚れ(特に白色)、さびはありますか?
  ※汚れといっても侮ってはいけません。実は徐々に外壁が溶け出しているサイン、放置したら落下する恐れあり。
NO タイルの部分には見当たりません。屋上の高架水槽のあるところに少し白色の汚れが見当たります。
管理会社のビル管理担当者(一級建築士)に確認済みです。
数年先の大規模修繕の時には手を入れる必要がありそうです。
さびは見当たりません。
上の写真のような亀裂は見当たりません。ベランダ等にある小さな亀裂は表面だけですので問題は無いそうです。
ただし大規模修繕の時にはベランダ、共用廊下共に防水加工をする事になりそうです。


□ 家の中のサッシやドアの立て付けに異常はないか?
  ※さまざまな理由が考えられますが、建物のゆがみの可能性大
各部屋の問題ですのでよくわかりません。
しかし少なくとも私の家には異常はありません。
皆さんの部屋ではどうでしょうか?
もしありましたら、管理組合のポストに部屋番号を書いて投函してください。
専門家の派遣を検討いたします。


いかがでしたか? 安心していただけたでしょうか。

今耐震診断の見積もりをしています。
次回の臨時総会でみなさんに決めていただく予定です。

ところで弐番館にお住まいの人から、
弐番館の耐震診断は必要ないのか?心配だ!
との声があります。


この件につき簡単ですが、コメントを致します。

当マンションは、壱番館、弐番館共新耐震基準に則って設計されています。したがって、設計どおり施工されているのならば問題は無いと考えます。
しかし、壱番館ピロティは新耐震基準と言えども、その構造上多少弱いところがあるため、診断をして必要なら補強をします。
但し、壱番館の耐震診断をした結果、相当ひどい状態であると言うような結論が出たならば、
改めて弐番館も耐震診断をして、
結果しだいで補強をしなければいけないと考えています。

神戸の大震災の折、新耐震基準で作られたマンションで亡くなった人はいないそうです。





  

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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
壱番館は2つの建物構造です。 (kumasan)
2006-04-27 21:54:37
壱番館の2/3はピロティ部(SRC構造で1階駐車場あり)と、1/3は弐番館と同じ構造(RC構造)の

2つの建物に分かれています。構造が異なる2つの建物をエクスパンションという繋ぎ目で、地震の力を分散し、影響を少なくしています。★このうち、ピロティのない部分の1/3を耐震診断するということは、その診断結果は、ほぼ弐番館の耐震診断結果と同様と見ても良いとの専門家の意見でもあります。ただし、疑わしい結果の場合はもちろん弐番館も耐震診断をします。

  長期修繕委員長より

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