上小田井ステーション マンション長期修繕委員会

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★灰になっても未だ終わらない(名古屋市のゴミ行政-2)

2006-05-22 | 理事長のひとりごと
昨年7月に完成した名古屋市の可燃ごみ焼却工場へ見学に行ってきました。

工場は五条川と新川が合流する辺りに作られています。
いやぁ想像以上に超近代的工場でした。
内部は、臭くない。汚く無い。暑くない。うるさくない。 
無い無い尽くしの清潔な工場でした。精密機械工場では無くゴミ処理工場・・・がですよ!

驚きその1
 工場の入り口でスリッパに履き替え無ければいけない! そう、工場内部はゴミひとつ無いのです.

驚きその2
 工場は河原を埋め立てて作ったのではなく、河原の上に柱を500本程立てたピロティの上に立てられていた。

ピロティの下は調整池になっていて大雨で中堤防の上まで水が来たら写真のピロティの下に水を貯めて、洪水が起きないようにするのだそうです。庄内緑地公園と同じような仕組みになっているのです。

驚きその3
 排熱で発電していた!山田工場では排熱を利用して、温水プールが作られていたのは、ご存知でしたよね。こちらの工場では、蒸気タービンを回し、発電をしていました。しかもその電力は一般家庭の5万軒分! 小型の火力発電所と言うレベルです。(写真は発電量を表すメーター)

驚きその4
 ゴミは燃えて灰になっても未だ処理は続く・・・
灰になったゴミはどうなると思いますか? 埋め立てるのは未だ早い・・・その灰も、廃物利用するのです! 灰は1500度の温度で更に溶かされて、灰の中から、ゴミと一緒に燃やされた、アルミニューム 鉄 鉛 銅などを取り出し 更に残ったものは ガラス状のスラグが作られます。このスラグは、コンクリートに混ぜて建築資材として使われたり、歩道の敷石として使われています。

続きは又後日書きます。

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