かみなり

心臓に人工弁を、耳に補聴器をしている昭和23年生まれの団塊世代です。趣味は短歌です。日々のよしなしごとを綴っていきます。

どこかに行きたくてたまらない

2018-04-24 11:26:29 | ブログ記事
やっと帰省の疲れがとれて、人心地ついたところですが、
はやくもどこかに行きたくてたまらない。

春だからでしょうか。

私は家にいるのが好きなことを自他ともに認めているような人間ですが、
春は別ですね。

寒くも暑くもないから、身体に負担もかからないし。

明日から高速バスを乗り継いて、弘前まで行ってこようかな。

弘前の桜を見ることは前からの願望だったのですが、
母を亡くした今年は特に行きたい気持ちが強いです。

夫とぎくしゃくしていたときは、逃れるために行こうと思っていたのですが、
現在は、関係修復しているので、逃れる必要はないのですが、
でも、どこかに行きたい。

本当は彼の世でもいいのですが、それはできないし。。。

*

・弘前に行きたし桜おいかけて行きたき弘前ひとりで行かむ

・此の世には未練のあらぬ私なりこの身捨てむと行く弘前に

*

夫は、今日は、私の婚礼布団を始めとして、
綿の布団類をゴミ焼却場に運び出してくれています。

もったいない、罰が当たりそうと思いますが、押し入れふさぎになっていますから。

数日前に次男のお嫁さんのお母さんに、
早く捨てないと、これから体力がなくなると、ますます捨てられなくなると言われて、
思いきることにしました。

祖母が、当時最高級の綿で作られたものを持たせてくれた思い出の布団ですが、
時代には逆らえません。

・亡き祖母の作りくれにし綿ぶとん婚礼布団と呼ばれしころの

・もの捨てぬ亡母が聞けば驚かむ当時十万せし布団捨つ