かみなり

心臓に人工弁を、耳に補聴器をしている昭和23年生まれの団塊世代です。趣味は短歌です。日々のよしなしごとを綴っていきます。

セクハラ

2018-04-26 14:30:41 | ブログ記事
ブロ友の栗まんじゅうさんがセクハラのことについて書かれていたので、
私も思い出したことを書いてみる。

私が若いころ勤めていた銀行は、田舎の銀行だったけれども、セクハラらしき話は聞いたことがなかった。

が、私が、上の二人の子が小学生になって、ほんの少しの期間勤めた会社は、
世間的に一流企業と呼ばれる会社であったが、
ここではセクハラらしきことが日常茶飯事にあった。

私は、当時30代の半ばくらいだったので、それなりに、いい意味でも、悪い意味でも?
一目おかれていたが、入社したての若い女の子は日常的におっぱいを触られたりしていた。

が、女の子たちは、誰も嫌な顔をしなかっただけじゃなく、
にこにこしていたのは、いま考えれば不思議な現象だった。

いやでなかったとは思えないが、
嫌な顔をすると、仕事に差し支えるから、我慢していた?

それとも嬉しかった? まさか!

そのセクハラをしていたのは、私と同年配か少し年下の男性陣であった。

もちろん、しない人はまったくしないのであるが、する人は日常的にしていた。

私の目の前でも、しょっちゅうであった。

あるときは、私に見せつけるようにしていると感じたことすらあった。

あれは何だったのだろう。

私に、
「この子らは俺の意のままになる」ということを見せびらかしているようにも見えた。

当時の私は、女の私に見せびらかしてどうするのよ、という思いであった。

一流企業だったから、いわゆる一流大学を出ている人たちが多かった。

最近セクハラ問題で騒がれている人達も世間的には一流と思われている人達である場合が多い。

昔も今も、一流ともてはやされる人たちの間にこそセクハラは横行しているのかもしれない。

訴えられる人達は、昔の感覚のままで女性に接しているのではなかろうか。

昔は、女性が我慢していたことが、現代は許されなくなった
という時代の変化に気づけない鈍感な人達なのかもしれない。

いや、現代でも、
そういう職場では、日常茶飯事にセクハラが行われていて、大半の女性は我慢している?

さるサイトで、あの謹厳な印象を受けるNHKこそセクハラの巣窟だと側聞するにつけ、
現代もひそかに横行しているかもしれないなどと思ったりもする。

人間の本質が、男性の本質が、そうたやすく消えるとは思えないから。

いまごろ弘前城で桜を眺めているはずだったのですが

2018-04-26 09:56:47 | ブログ記事
昨日の夜、8時過ぎに新宿バスターミナルに到着したまでは順調だったのですが、

ターミナルのカウンターに行くと、

「ネットで予約されていますか?」と聞かれる。

「数日前に見たときは余裕があったので、予約せずにそのまま来ました」と私。

そうすると受付の人は、
「そんなもの、日々動いているのだから、数日前に席があったとしても、
その日のうちに売り切れることは十分あることです。

とにかく、ここでは一枚も売ることができないので、
あとは自分で各バスの運転手さんと交渉してください」

と、けんもほろろだった。

が、この段階では、私は希望を捨てていなかった。

逆に、「東京の人たちは冷たいわ」くらいに受け止めた。(^^;

が、問題はここからだった。

弘前に行くバスが入ってくるのは夜の9時を回ってからだった。

が、来るバスも来るバスも満席だというではないか。

最後の望みの綱の10時半発のバスが満席と聞いたときには、
さすがにへなへなとなった。

それを見て、気の毒に思った乗客の方が、

「浜松町のほうからも弘前行きが出ていて、ひょっとすると空席があるかもしれません」

と教えてくださった。

が、そこまで行ってみて、もしなかったらどうする?と危惧した。

行くに行けず帰るに帰られずの、蛇の生殺しになるかもしれない。

こうなれば頼みの綱は東京在住の娘だが、

その時間から娘のところに行っても、最近教育ママになっている娘に叱られるだろうなと思い、
思い切ってUターンして帰ることにした。

大阪行きのバスも、止まっていたバスのドライバーの方に聞くと満席だとのこと。

今度は、逆に、ドライバーの方に
「カウンターに行けば、空席のあるバスが見つかるかもしれません」
と教示いただいた。

それで、またターミナルのカウンターに行くと、
「ちょうど発車間際のバスがあります」と切符を売ってくださった。

11時過ぎ発のバスだったが、飛び乗った。

ところが、そのバスは若者向けのバスだったようで、一列2人×2席であった。

「うひゃ~」と思ったけれど、仕方ない。

来るときのバスは、一列三人の独立座席で、しかも隙隙だったが、二人掛け席は厳しい。

おまけに、気のせいかバスの揺れの衝撃度が強いような感じもした。

が、とにもかくにも、無事午前8時過ぎ自宅に帰りついた。

骨折り損のくたびれもうけだったような気もするが、
しかし、昨日の往きは、バス旅を楽しんだのだから、
これでよしとするべきか。

弘前城の桜の報告を楽しみに待っていてくださった皆様、
お粗末様でございました。

m(_)m