カメノ日記

僕カメノ(通称カメ)の遊び、学び、それから日々のでき事をつづる日記です。カメには前進あるのみ。カメも歩けば奇石にあたる。

カワセミを見た

2005年12月20日 | 自然・環境
カワセミ(2005.12.19撮影)
カワセミ(2005.12.19撮影)



 数日前から、ウォーキングの途中、カワセミを見
 かけるようになりました。その場所を通るとき、
 大体一日おきくらいには見かけます。
 実のところ、僕は12月に入ってからカワセミが
 現れないかと注意していたのです。

というのも、今年(平成17年)の2月、例によって水路沿いをウォ
ーキングしていると、望遠レンズ付きのカメラを構えて何かを撮って
いる人がいました。僕は何を撮っているのかと、カメラを構えた先
を見ると、水際にブルーの小鳥が止まっていました。カワセミです。
その時、こんなほとんど市街地のようなところでカワセミに出会え
るとは考えてもいなかったので、正直ビックリしました。

その後、このカワセミを数回目にしましたが、3月の中頃になり少
し陽気がよくなると、姿を消しました。そして、今再び本格的な冬
がやってきて、幸いにも、この数日カワセミを見るようになったの
です。

僕は、昨日、鳥を驚かせないように慎重に近づいて写真を撮りまし
た。僕の3倍倍率のコンパクトカメラでは出来るだけ近づかないと、
小鳥のような被写体を撮っても、小さくて見分けがつかないのです。
15から20メートルくらいに近づいたでしょうか。そして撮った
のがこの写真です。

長いくちばしと、あまり目立たない短いシッポ。それと、逆光でわ
かりにくいですが、ブルーの羽根。少々太り気味ですが、まぎれも
なくカワセミです。やはり、きれいでした。

以前、中国清朝の末期に権勢をふるった西太后の持ち物の展覧会が
あった時、その冠や帽子にカワセミの羽根が無数にちりばめられて
いて、とても印象的でした。昔から、誰が見てもきれいなのですね。
おかげで、この冬、ウォーキング途中の楽しみが一つ増えました。

なお、余談ですが、宝石の翡翠(ヒスイ)はもともとカワセミを指
す言葉で、その色合いが似ていることから後に宝石の翡翠を指すよ
うになったそうです。
コメント
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