青空文庫

徒然なるまま自分の面白いと思う本の書評や感想を書き綴っていきたいです。最新の本だけではなく、古書にも興味を持っています。

久々の晴天

2015-07-11 23:07:22 | 日々思うこと

読書録というより、日記に近い内容になってきました。これも試験勉強が「無事に」終わるまでです。

今日は条約関係を勉強していました。パリ条約からはじまり、国内法(特許、意匠法、商標法)に規定されている

・特許法184条の3~20⇔PCT(特許協力条約)

・意匠法60条の3~23⇔ハーグ協定ジュネーブアクト

・商標法68条の2~39⇔マドリッド協定議定書

を中心に録音した講義を聞き直しています。まずはインプット中心でひたすら話の内容を理解している感じです。

国内法ではありませんが、GATT由来のTrips協定も勉強しています。

明日は不正競争防止法を終えて、著作権法まで入れるか。


最近、寝る前に上村直己の「極北に駆ける」を読んでいます。とてもドキリとさせられる箇所があったので引用します。

文明人とはいったいなんなのだろうか。時間に追われ、騒音とほこりにまみれた空気を吸い、観光バスに押しこめられて、同じ場所につれてゆかれ、そして同じ風景にシャッターをきる。ウロス族の前でシャッターを押すという行為も、案外自分たちの惨めさを、原始的な生活をしているウロス族を撮ることによって解消させるという、悲しい代償行為なのかもしれない。私には、自由に生きているインディオたちの姿が、素晴らしいものに見えた。

上村直己が生きた時代よりも更に時間に追われる現代で、気が付かないうちにすっかり機械的な暮らしに慣れてしまっているのかもしれません。その責任を資本主義経済に押し付けることはあまりにも短絡的すぎると思いますが、人間らしい自由な暮らしとは何なのか?考えさせられる一文です。


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