皆さん 復興(支援)道路って知っていますか?
恥ずかしながら、わたくし知りませんでした。
シニアPCクラスの方に聞いても知っている人がいなかったのでここでご紹介します。
(こんな便利かつ有意義なのにちょっと宣伝不足なのではないでしょうか)
この夏休みに息子の「全国中学野球大会 in 岩手」(全国の代表40校が参加)の応援に行ってきました。
全国の球児、岩手の沿岸で熱戦 中学生野球大会、県勢は16チーム | 岩手日報 IWATE NIPPO (iwate-np.co.jp)
残念ながら勝ち進むことは出来ませんでしたが(出場できただけで素晴らしいのですが)、この復興道路及び復興支援道路なる無料の高速道路が血流のように復興を促進していたのです。
いまだ震災の爪痕はあちこちに見え
なんと総延長総延長431・6キロの防潮堤ができたというのです。
東北も驚くほど暑かったのですが、防潮堤の上に行くととてもいい風が吹いていました。
そして極め付きが復興(支援)道路
東京方面から東北に車で行くときに、東北道か常磐道を使うのが一般的でしょう。
常磐道を使うと水戸、福島の南のいわき位まで。その後は東北道に乗らないといけないので、最初からさらに北に向かう場合は東北道を使う。いままでそんな認識でした。
ところが、グーグルマップを使うと、常磐道からさらに北に行けるようなルート案内がされるのです。あまり深く考えずに行ってみたらびっくり。
「常磐道を抜けたところからそのまま無料の高速道路359kmが青森県は八戸まで続いている」という感覚です。みなさん知っていましたか?
なんと東北道で行ったら往復で1万4千円程度かかるところが無料なのです。
こんな感じです。
赤色が復興道路(359km) オレンジ色が復興支援道路(224km)
これは東名高速で言うならば東京~大阪間位の距離が通行料が無料で走れるということ。
秀逸だと思ったのは、ICの近くにもれなくかなり整備された「道の駅」がセットになっていることです。地の海産物などもかなりリーズナブルに売っていたのが印象的でした。
処理水のごたごたなどでがいまだに続いますが、国際的にも安全であるというコンセンサスは出来てきています。お時間のある方はリーズナブルに福島、宮城、青森に行く方法があること知っておいて損はないかと。
今回は、応援がメインでしたのでゆっくり出来ませんでしたが、またおいしい魚を食べに行きたいと強く思った次第でした。
下の写真は野球部のメンバーたちが試合の後、龍泉洞に行ったときのもの。
夏のメモリーという感じで素敵だったので拝借させて頂きました。