「馬入・光と風の花づつみ(相模川河川敷)」に今度の日曜日にエクセレントコースの生徒さんと一緒に撮影に行きます。今回は、その時の心構えなどを・・・
一番皆さんに体験してもらいたいのは、工夫をして撮影することです。
一つの場所に1時間以上いて、じっくり撮影するなど初めての方もいるのではないでしょうか。同じ場所にいるがゆえに工夫ができるのです。
さっさと撮影すると、全体を写す、せいぜい接写をして終わりですが、ひとつの場所で撮影すると実はいろんな方法があるな、と気づいていただきたいと思っています。
その具体的な方法とは・・・
1.晴れには晴れなりに、曇りには曇りなりの撮影方法があるのです。
曇りなら無理して、空を入れる必要はありません。それより、曇りの場合は光が回り込むので、影ができず、本来の色が分かりやすいメリットがあります。色の美しさ、形の美しさに着目して撮影しましょう。
晴れの場合は、空が青ければ順光で撮影すれば、コスモスの背景に空の青が強調されます。逆光で撮れば花びらが透けて見えます。
2.背景は何にしますか?
同じ色の花を背景にしますか? 川面にしますか? 違う色の花を背景にしますか?
明るいところを背景にしますか? 暗い所を背景にしますか?
3.背景をどう配置しますか?
3分割を参考にして、撮影者が動いて背景を配置させる/作る感覚です。
4.ピントは「おしべ」「めしべ」に合わせるのが基本です。
「しべ」が大きく写っている場合、そこにピントが合っていないと
全体にピントが合って見えないので要注意です
難しいと感じる方もいるかと思いますが、究極的には四の五の言わずに、楽しんでいただければと思います。そちらのほうがはるかに大切ですからね。
今回の企画は、好評であれば継続的にやっていきたいと思いますので、ご意見があればぜひ聞かせてください。