日時:7月11日
映画館:バルト11
パンフレット:B5変形横版700円。映画の割に充実した内容とデザイン。
国際宇宙ステーション(ISS)で、火星から人工衛星が持ち帰った土壌サンプルを検査中、初の地球外生命体の存在を確認。世界中が歓喜に包まれるが、ふとしたはずみで生命体(カルビンと命名)がクルーを捕食し始める。
「密閉空間に宇宙モンスターがやってきて人を襲う」という50年代から脈々と続く超王道ストーリー。
だが、さすがにそこは2017年。オープニングのワンカット長回しによるISSでのシーンなどかなりリアルに出来ているし、そこから続く世界中の様子など疑似ドキュメンタリーを思わせる。全編宇宙空間ということもあり、「ゼログラビティ」meets「エイリアン」をいった趣もある。
カルビンの存在も普通の生物とあまり変わらない。寄生したり、内臓を食い破ったり、同質化したり、人間の死体を操ったりしない。襲われたクルーも淡々と死ぬ。
そういった点で非常に大人しい印象を受けるのだが、その分、リアルに映り、皮肉なことに却って恐怖感が増している。
これまでの数々のSFホラーを思い出させて楽しいのだが、特に音楽の雰囲気やあるクルーの死に様など「遊星からの物体X」へのオマージュを思わせる。
配役の顔ぶれがなかなか豪華なのだが、「ナイトクローラー」に引き続いて、ジェイク・ギレンホールとクライブ・オーウェンの顔がかぶってしまうのはなぜ。
かかる緊急事態に悲壮感を感じないのは、カルビンが邪悪な訳ではなく、単に生存本能に従う生き物に見えるからだろう。弱肉強食の自然の摂理に従っているだけで、まあ、カルビンが地球にやってきて人類を滅亡させても、それはそれで仕方ないかな。
映画館:バルト11
パンフレット:B5変形横版700円。映画の割に充実した内容とデザイン。
国際宇宙ステーション(ISS)で、火星から人工衛星が持ち帰った土壌サンプルを検査中、初の地球外生命体の存在を確認。世界中が歓喜に包まれるが、ふとしたはずみで生命体(カルビンと命名)がクルーを捕食し始める。
「密閉空間に宇宙モンスターがやってきて人を襲う」という50年代から脈々と続く超王道ストーリー。
だが、さすがにそこは2017年。オープニングのワンカット長回しによるISSでのシーンなどかなりリアルに出来ているし、そこから続く世界中の様子など疑似ドキュメンタリーを思わせる。全編宇宙空間ということもあり、「ゼログラビティ」meets「エイリアン」をいった趣もある。
カルビンの存在も普通の生物とあまり変わらない。寄生したり、内臓を食い破ったり、同質化したり、人間の死体を操ったりしない。襲われたクルーも淡々と死ぬ。
そういった点で非常に大人しい印象を受けるのだが、その分、リアルに映り、皮肉なことに却って恐怖感が増している。
これまでの数々のSFホラーを思い出させて楽しいのだが、特に音楽の雰囲気やあるクルーの死に様など「遊星からの物体X」へのオマージュを思わせる。
配役の顔ぶれがなかなか豪華なのだが、「ナイトクローラー」に引き続いて、ジェイク・ギレンホールとクライブ・オーウェンの顔がかぶってしまうのはなぜ。
かかる緊急事態に悲壮感を感じないのは、カルビンが邪悪な訳ではなく、単に生存本能に従う生き物に見えるからだろう。弱肉強食の自然の摂理に従っているだけで、まあ、カルビンが地球にやってきて人類を滅亡させても、それはそれで仕方ないかな。
題名:ライフ 原題:LIFE 監督:ダニエル・エスピノーサ 出演:ジェイク・ギレンホール、ライアン・レイノルズ、レベッカ・ファーガスン、真田広之 |
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