ジレジレ

　もうすぐ春ですね。ハルウタを聞きつつストライカーを思い出して比護哀妄想をするのにベストな季節ですよ。

　
　というわけで以下は映画を思い出しつつ比護哀のお話。

　これとこれの続きです。哀ちゃん20歳で比護さん32歳。この年の差はありだと思うんですというか、むしろもっと追究したいのです。そして思う存分語りつくしたい今日この頃です。


工藤探偵事務所を訪ねた比護さんと所長の工藤新一＆助手兼相棒の哀ちゃん。
「工藤君、これなんだけど…。え？ひ、比護さん！いらしてたんですか？」
「こんにちは、灰原さん。突然ごめんね」
「い、いえ。今日はどういったご用件ですか？」
「うん。その、明後日って空いてるかな？」
「今のところ特に急ぎの事件はありませんから依頼はいつでも大丈夫ですが。…でも明後日ってBIGは東都スタジアムで試合でしょう？何かあったんですか？」
「いや、違うんだ。事件の依頼じゃなくて…君のプライベートな予定を聞きたかったんだ」
「え？えっと、その…明後日は…」
「あ、ゴメン。予定あったかな。急だったから気にしな…」
「比護さん、気にしなくていいですよ。コイツの明後日の予定は東都スタジアムにサッカー観戦です」
「ちょっと！工藤君！余計な事言わないで！」
「どうせスタジアムで観客席見たら比護さんにばれるんだから、くだんねー嘘ついてるんじゃねーよ」
「それは…」
「そっか…参ったな。それじゃ出しにくくなっちゃった」
「え？」
「これ、明後日のチケット持ってきたんだけど。でももう取ってくれてたんだね。ありがとう」
「すみません、気を使って下さったのに…でもすごく嬉しいです」
「ったく、灰原オメーはよ…比護さん、コイツのはオレが使いますから、そのチケットこいつに渡してやってください」
「ちょっと、工藤君！勝手なこと言わないで」
「バーロー、せっかくの良い席とってもらったんだから、黙ってもらっとけよ。サッカーはかぶりつきで見るのが一番なんだぞ」
「じゃあそういうことなら…灰原さん、良かったら貰ってくれないかな？」
「はい。ありがとうございます」
「あと、頼みがあるんだけど…」
「何ですか？」
「これからオレの試合のチケットは全部オレに手配させて？君にはいつも近くで応援して欲しいんだ」
「比護さん…」


ということで試合前には定期的に哀ちゃんの所に比護さんから連絡が入るようになったりして…。比護哀はジレジレな進度が希望です。

あと新一は応援しつつも哀ちゃんが離れていく寂しさに複雑な心境になると良いよ。