ユウスケさん、よかったです（笑）～復讐劇や詐欺ドラマやタイムスリップ系に隠れて

2018.06.17（日）



　たまった録画を、最近、時間があるときに見ていた。
　昨夜遅くには、4回分の『モンテクリスト伯』（加えて最終回は「勘弁してよ」の2時間）。
　心理ドラマかと思って見始めたけど、明らかにエンターテインメント復讐劇。次から次へと明らかになる悪事の数々にちょっと辟易しつつ、最後まで見てしまった・・・。役者たちのクサいほどに派手な演技は、それはそれでおもしろかったし。ヒロインのすみれさんからだけは、過去の重さや悲しみや覚悟が感じられなかったのがちょっと残念。復讐劇の要になる存在だったし。ちょっとお人形さんのようだったな。

　奇想天外さではそれ以上の『コンフィデンスマン JP』は、ただただ笑ったり驚いたりして、いつもあっという間の1時間だった。
　http://www.fujitv.co.jp/confidenceman_jp/
　私にはこっちのほうがずっと楽だったな。そういう人間です。
　この詐欺師たちは、詐欺を働くきっかけに怒りや憤りがあるから、見ているほうは救われる。
　それとやっぱりこの三人がそれぞれに適度に（長澤まさみは「適度」を越えていたけどチャーミングでした）はじけていたし、いつもはちょっと、淡泊というか一本調子の東出さんもクールさの中に冒険があって、そこに安心もしたし。
　
　『シグナル』は文句なくよかったな。
　http://fod.fujitv.co.jp/s/genre/drama/ser4f08/?ugad=WP2jAfBL&wapr=5b25ec7a
　坂口健太郎、北村一輝、吉瀬美智子さんたちのつながりやすれ違いやじれったさもすべて、記憶に残っている。魅力のある登場人物。
　最後の、え、どう解釈すればいいの？という終わり方も秀逸。ああだこうだと相方と言い合ったり想像したりしながら、過去の場面を振り返って根拠を探したり・・・。それが最高に楽しい時間。
　タイムスリップ関係は必ず矛盾が生じて、そこがおもしろくもあり、失敗するとコケちゃう原因にもなるんだけど、「シグナル」は矛盾点さえもこれから反芻するうえで貴重な材料になりそう。
　ここは、視聴者にここまで解釈をぶん投げていいのか！という批判もたくさんあるみたいで、それもすごくわかるけれど。
　相方なんかは最初、三人が過去の記憶もなく、何気ない日常の中で鍋かなんか囲んでいるのはどう？なんてありえないご都合主義のラストを想像していたもんだから、あそこで終わって絶句してたけど（笑）。
　でも、こういうドラマがなぜか好きだなあ。何種類くらいのラストを私は想像できるだろう。
　役者もみんなよかったな。
　韓国TVドラマって、昔は母が夢中になって見ていた「冬ソナ」みたいなのばっかりかと思って、あえて外してきたけど、「ダブルフェイス」みたいなドラマもあるんだ～と感動して、それからは偏見を持たなくなりました。これも原作はそちらなんですよね。

　『あなたには帰る家がある』も見ている。
　http://www.tbs.co.jp/anaie/intro/
　なんじゃこれ！とか声に出して突っ込みながら、深夜の録画視聴だけど。
　この前の、息子を横にした通夜での茄子田先生の発言には、ご多分に漏れず私も感動。
　ユウスケさん・・・、この役演じてくれてありがとう、と初めて思いました（笑）。

　ちなみに、『ブラックペアン』？　医療ドラマはちょっと食傷気味かも（そんなこと言いつつ、またおもしろいのに出会ったら見ちゃうかもしれないけど）。
　『ブラックペアン』は主人公とその上司の教授以外、手術でパニックになる医者ばかりで、ちょっとどうなの？と毎回突っ込んでいます。



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　



　今日はランチを挟んで友人と散歩。
　久しぶりの陽射しが気持ちいい。
　先月会ったときにきかせてくれた小さな決意を実行できた友人に、「よかったね！」のちょっと豪華なランチ。ときどき母を訪ねてくれるのもうれしい。
　こういう時間をともに過ごせるキミに、私からも感謝です。　

　これからジョギングして、途中で母から頼まれた「小さめの団扇」を購入する予定。
　夜は「ロック大陸漫遊記」ですよ、みなさん！