隠れ家-かけらの世界-

今日感じたこと、出会った人のこと、好きなこと、忘れたくないこと…。気ままに残していけたらいい。

嫌いなら読まない、嫌いなら聴かない・・・ずっとそうやって付き合ってきたけどな。

2018年06月16日 20時24分13秒 | 日記

2018.6.16(土)



 なんだか肌寒い。
 札幌の小夜さんは「寒い日もある」と言ってたなあ。今日も寒いのかな。
 それでも歩けばホカホカするので私は変わらず半袖だけれど、さっきはちょっと後悔したな。今日あたりは道行く人、長そでパーカーとかジャケットとか・・・。
 
 母は今日も食堂の大きなテーブルを前にして、何やらメモ書きをしていた。書き物をするには自室よりもここがいちばんいい、と言う。
 ケアマネージャーの女性とケアプランについての話をする。前向きに暮らす母に今は何もアドバイスすることはないという中で、やはり知らないうちに体力が衰えてくるのは当たり前、という話から、午後に1,2時間、ベッドに昼寝はどうか?と。
 昼間から横になると認知症になるのでは?という母の中のおそれはさておいて、疲労への鈍感度(こういう表現が的確かどうかは別にして)はなんだかありそうな気がする。車いすに一日座っているだけで、疲れると思いますよ、とケアマネさんの言葉。たしかにそうだ。
 
 母のところに寄ってからの仕事場。とりあえず変わらず暮らしている姿に一安心で、こんな私でも心は平静になる。不思議なもんだ。

 テレビで見て美味しそうだったから、という母の希望で、お取り寄せ。秋になったら、蒸し羊羹を頼んでほしいとすでにリクエスト。
 
 名古屋の有名な老舗なんですね~。
 http://www.minochu.jp/
 とにかく食べることが大好きな母は次から次へといろいろな要望を出してくる。
 老舗の和菓子から、最近では三幸製菓の「チーズアーモンド」と「粒より小餅」、そして果物・・・と。

 今まで私が生きるうえで、母が道しるべになったことは一度もないけれど、でもこの年齢でこの境遇で、今も前を向いて暮らす母の姿は、素直に認めなくてはいけないだろうなぁ。
 

◆山手線で、スピッツに出会うなんて!
 山手線の新型車両の横並びの3面画面に「新木場サンセット」の広告。
 目の前にスピッツのアーティスト写真が現れて、ちょっと心臓に悪かった。こんなところで彼らの姿を見ることはないんで(笑)。
 15分くらいの間隔で現れる彼ら・・・。
 恥ずかしいので撮影はできませんでしたが。


◆「太らないように」
 エレファントカシマシ 宮本さんインタビュー。
 https://ourage.jp/column/topics/141547/
 https://ourage.jp/column/topics/141553/
 朝の番組に生出演したり、本当に全開のエレカシ!
 私は、ニューアルバム、ヘビロテ中です。
 そんな中で、インタビュー記事が追いきれないくらい溢れている。
 そうそう、みんな知っている事実なのかもしれないけれど、宮本さんの体型維持の努力の記事が新鮮!
 そうか~、鍛えているのか~、という感じだ。そうでなければ、ステージではけるときにワイシャツを引きちぎったりできないだろうしなあ、と、ヘンなところで納得してしまった。
 そのうち、どこかのジムで宮本さんのトレーニングが見られるかも、ということ?
 ま、いいや。
 やっぱりどこか見えない世界で暮らしているエレファントカシマシを想像して、アルバムに入っていこう。

 この記事の宮本さんの画像、どれもステキです。


◆UNISON SQUARE GARDENの暴れるベーシスト
 仙台サンプラザホールでのUNISON SQUARE GARDENのライブに参加されたkeikoさんから。
 暴れるベーシスト田淵さんがMCでスピッツを語っていたそうで(ひょっとしたらボーカルの斎藤さんのMCかも)。
 スピッツのライブのすごさを話したあとで、
 「ベースの田村さんって方がすごい。見た目がうるさい(笑)。ライブ中にとにかく動くんです。その曲でそんな動く?みたいな」(田淵さんに言われたくない?(笑))
 「オレたちの演奏をステージの袖から見ていた田村さんが『あのベースの子、すごい動くね』って言ったら、一緒にいたメンバーの人たちが、「お前もだよ!」と突っ込んだそうです」

 9月3日の「ロックのほそ道」で、「暴れるベーシスト」共演です。
 http://www.north-road.co.jp/detail/detail.php?eid=42637 

 

◆「HINOMARU」
 好きだと思う気持ちは恋をしている間は沸点に達するまでは混じり気がないから、ステキだけど怖い。でも、時が過ぎていくうちに、好きだけど、こういうところはね~、ちょっとね~、というふうに「ちょうどいい塩梅」まで下がってきて、どちらにとっても居心地がいい状態になる。そのままいけば長い付き合いになるかもしれないし、下がりすぎて「お別れ」という場合もあるだろう。
 愛国心もそういうことだと、私はずっと思っている。国を好きだという気持ちは悪くはないけれど、気持ちが強すぎると「怖い」。ほかを見る余裕がなくなる。それはよくいう「排他」の姿勢につながる。好きだけど、でも最近おかしいよ、とか、ちょっとね・・・と振り返ることで、「いい塩梅」になる。100%OKなものなんて、世の中にはない。だから、疑ったり、顧みたりして、自分の国を考える。
 恋愛と愛国心を同じ土俵で取り上げるな・・とか言われそうか。

 RADWIMPSの新曲が問題になっている。一部でだけだったらいいんだけれど。
 私には何が問題なのかわからない。好き嫌いですまないところがスゴイ。
 ヘイトスピーチにつながるようなものは別にして、小説でも音楽でも、作る側が誰かを「傷つける」ことを気遣って創作する必要はない。でなければ、芸術はその息吹を失う。こっちは嫌いなら読まないことだ。嫌いなら聴かないことだ。そうやって長いこと、いろいろな作品と出会ったり付き合ったりしてきた。それでいいんだと思っている。
 批評したり感想を述べることから、「歌うな!」へのエスカレートは驚くばかり。

 今回問題を大きくした要因に、彼らへの注目度の高さがあるかもしれない。もともと大人気バンドだったうえに、「前前前世」で超メジャーになってしまったし。だって、今までにだって、もっとギョッとするような言葉の羅列の楽曲は数限りなく世間にあったけれど、さして問題にもなってはいない。
 ただ、なぜあえてああいう言葉を選んで応援歌?を作ろうとしたのかは、ちょっと知りたい気はする。野田さん特有のオリジナルな言葉選びの技があるにもかかわらず・・・。
 世代の違いかな。国とか体制とか大人とか・・・そういうものをとりあえず嫌悪して排除して、そこから大人への第一歩を踏み出した記憶のある私にとって、ああいう言葉たちの集まりは応援歌にはならない。若い世代はそうじゃないんだろうなあ。
 でも、これはあくまで好き嫌いの範疇。問題になんてならない。

 「カタルシスト」の言葉たちは、RADWIMPSの他の楽曲と同じような温度でこちらの体に入ってくる。それは心地よい。
 そういうみんなが認める「オフィシャルなボクたち」の心地よさではない武器を使ってメッセージを送りたかったのかな。
 ・・・と、こんなところで勝手に解釈しては失礼だろうけど、ま、シロウトなんで悪しからず(と逃げる狡さ)。

 カタルシスト RADWIMPS MV


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HINOMARU (ハチの針)
2018-06-20 14:57:56
かけらさん、こんにちは。

「HINOMARU」の騒動から、以前、草野さんが日記で、日本ではスプリングスティーンの「Born in the U.S.A.」のような曲が少ない、と書いていたことを思い出しました。

「Born in the U.S.A.」は、ベトナム帰還兵の苦難を歌った曲です。
サビの「Born in the U.S.A.」がアメリカ万歳っぽい響きなので、愛国歌だと誤解されがちですが、歌詞を読むと、まぎれもなくベトナム反戦、アメリカ政府批判、反体制の歌なんですね。

今回、これとは真逆みたいな歌が、野田君のような若い世代から出てきたことに、正直、驚いています。
RADの「君と羊と青」は、NHKのサッカー番組の歴代テーマソングの中で、「Aoi」と同じくらい好きな曲だったんですけどね(「RADの胎盤」で聴けたときはうれしかったなあ)。

昨日は、西野ジャパンがまさかの初戦勝利。

奇跡は起こるもんじゃなくて起こすものだと
手当たり次第ボタンがあれば連打した

日の丸を背負う代表選手たち。
絶対負けると思ってました。ごめんなさい。
返信する
違和感 (かけら)
2018-06-21 09:35:02
おはようございます。
今、久しぶりに「Born in the U.S.A」を聴きながら・・・です。
おっしゃるとおり、若い野田くんの中から出てきた(実際は「彼の中から」ではないんだと思いますが)あの言葉の羅列に違和感と驚きと、諸々抱きました。
きっと受け止め方が異なるんだろう、生きてきた時代の隔たり?とか。
ただ、それ以上に、その中身の感想を述べあうことではなく、「否」の声だけが大きくなったことにも違和感を持ちましたけどね。

実際のあの戦争を知らない世代としては、異国でのことではあっても、ベトナム戦争は、きちんとものごころついた自分の記憶の中で「経験」した戦争。
楽曲や映画(「帰郷」とか、愛国映画というより青春映画として私の中では残る「ディア・ハンター」とか)に及ぼした影響は大ですよね。

やっぱりきちんと「言葉」のやりとりができる世の中であってほしいなと思います。
なんか、寝ぼけていて、ちょっと意味不明な文章・・・、お許しください。

ほんと、サッカーを知る人が一番信じてなかった?
にわかファンでも、毎晩1ゲームずつ見てしまいます。他国のゲームでもね。
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