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神戸垂水フラワーアレンジメント教室「華々彩々」のレッスン作品紹介 趣味の洋裁や音楽、日々の子育てなど

ひなまつりのアレンジ いっぱいできました☆

2015-03-01 21:22:48 | レッスン
寒さは残るものの、さすがに三月。
日も長くなり、陽ざしもあたたかく、冬を越したぞ!という気持ちになりますね。
インフルエンザの流行も終わったかと思うと、花粉症の季節で、体調管理は年中忙しいですが、それでも春はなんだかいい気持ちです。

今年も元気な子供たちが、ひなまつりのお花を生けにきてくれました。

今回は三色団子の色の花器も登場。
下から、ヨモギ=草、白=残雪、ピンク=お花 で、日本の3月の季節感を表したカラーコーディネートなんですよ!と
ご紹介させていただきました。

今回初参加、お花が大好きというMちゃん。お母さまと一緒に丁寧にお花の長さや場所をよく吟味して丁寧にアレンジしてくれました。

自分で生けたお花、「全部大好き!全部頑張ったよ。」とうれしそうに言ってくれました。
すくすく伸びる高く生けたお花と、足元で豊かに広がるお花の世界がマッチして素敵です。

お母さんの助けはほとんど借りずにモクモクといけていた年少のMちゃん。

スイートピーはそのまま長くも使えるし、切り分けて短くも使えるね、とお伝えしたら、3本を高い部分と低い部分にバランスよくわけてしあげてくれました。横にふんわりと挿したマーガレットや雪柳がお気に入りだそうです。
最後の数本を生け終わるときにはちょっと「休みたい」モードがでかかりましたが、すごい集中力で頑張っていました。

お花を生けるときは自分の思ったデザインにするために、どんな長さでどんな向きでどんな角度で挿したらいいのか想像しながら挿します。そこで空間認識の力が必要になります。
お花に触れるのは楽しく元気になると同時に、意外に集中力がいって頭を使うものなんです。
この力は積み木やブロックなどと一緒で、子供の時期にたくさん経験できると、既成概念にとらわれず自分のイメージに沿って立体的にあるものを作り上げていく、力にもつながっていきます。

そんな空間を生かすのが上手なベテランH君。無意識のうちにお花の形を観察して生かしています。まっすぐ伸びるのが素敵な桃は、一か所にまとめて(でも単調にならず、高い低いの表情をだし)すっくと、曲線が素敵なチューリップと、雪柳はそのラインがよくわかるように自然に表現できています。

今回男の子は二人で、H君ともう一人は次男。年少のころからH君と一緒にお花をアレンジし、今では二人そろって「花男子」!
先日は幼稚園で仲の良かった子がもうすぐお引越しするのでお花を作ってプレゼントするといいだし、小さいながらプリザアレンジをささっと仕上げてしまい、母は驚きでした。

H君は、お母さまがお花が好きでアレンジを習いに来てくださって、それをうらやましいなと思ってキッズクラスで思いっきりお花に触れて、どんどん上手になり、今はほとんど一人で自分の世界を表現してくれます。本当にうれしいです。

こちらは初参加の年長さんの仲良し女子の作品
最初は緊張気味だったけれど、次第に自分のペースで意欲的にお花をさしてくれました。
頑張って挿して、お花同士がぶつかりそうになったり、挿したい場所はみつかったけど、どんな風にさしたらいいのかわからなかったり、戸惑いもあったとおもうけれど、何度か迷ったり失敗もしたりするなかで、いろいろな発見もあってもっとアレンジが楽しくなってくると思います。はじめてのレッスン、頑張ってくれてうれしかったです。

こちらは小学生女子のアレンジです。お母さんと相談しながら、楽しそうにアレンジされていました。すっと伸びた桃、チューリップがお行儀よく並んでいて、足元のスイートピーは主張しすぎずナチュラルな感じで、端正に仕上がっていますね。和室にも似合うすっきりとしたアレンジ、お母様も花展などでお花をよく観察されておられるようで、いろいろ工夫が生きていました。
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